NISAで買えるオルカン越え1年好成績の国内株式ファンド9選
こうした環境から今回は、人気と実力を兼ね備えつつある国内株式ファンドを取り上げます。 NISAで買える1年好成績国内株式ファンド(SBI証券取り扱い)の一覧が図表3となります。 それぞれのファンドについてコメントします。
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図表3 日経平均・TOPIX超え NISAで買える 1年好成績 国内株式ファンド一覧 ※ウエルスアドバイザー等のデータをもとにSBI証券作成、「国内株式」カテゴリーのNISA・成長投資枠対象ファンド(SBI証券取り扱い、運用期間5年以上)を1年リターン順に表示(2026年1月末基準)、上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません
各ファンドの紹介
1位 カレラ 日本小型株式ファンド
日本の小型株式に投資し、事業内容、成長性、収益性、財務健全性などを勘案して銘柄を厳選しているファンドです。組入上位銘柄は助川電機工業、東京計器、平田機工、放電精密加工研究所、豊和工業などとなっており、組入銘柄数は35銘柄です(※)。電力、防衛、半導体、造船といった成長シナリオに着目した小型株の組入れが特徴で、日経平均、TOPIXのインデックスファンドの1年リターンを大きく上回っており、テーマ株投資のため値動きの振れ幅を示す標準偏差(5年)はやや大きくなっていますが、3年、5年リターンでもバランス良く好成績です。
2位 厳選ジャパン
優れた経営者の質・ビジョン、新しいビジネスモデル等により企業価値の増大が期待できる企業の中から、20銘柄程度に厳選して投資しています。組入上位銘柄はコナミグループ、フジクラ、楽天銀行、東京エレクトロン、鹿島建設などとなっており、組入銘柄数は22銘柄です(※)。5年リターンでは苦戦していますが、直近1年程度の好調ぶりが目立ちます。
3位 情報エレクトロニクスファンド
電気機器、精密機器などエレクトロニクスに関連する企業群や情報ソフトサービス、通信など情報通信に関連する企業群の株式を主要投資対象としているファンドです。組入上位銘柄は古河電気工業、東京エレクトロン、フジクラ、富士通、イビデンなどとなっており、組入銘柄数は51銘柄です(※)。特定業種の成長株中心のポートフォリオのため標準偏差は大きいファンドですが、国内株式の中で3年リターンでもトップクラスの実績です。
4位 キャッシュフロー経営評価オープン(愛称:選球眼)
キャッシュフロー・バリュエーションモデルによる割安度評価と、アナリスト業績予想による業績モメンタム評価に基づく銘柄選択を行っています。組入上位銘柄は三井住友フィナンシャルグループ、三菱電機、豊田通商、丸紅、コニカミノルタなどとなっており、組入銘柄数は62銘柄です(※)。国内株式ファンドの中で5年リターンはトップクラスの実績で、標準偏差も相対的に小さくなっていることからシャープレシオ(5年)は2.12となっており、運用効率に優れたファンドといえます。
5位 21世紀東京 日本株式ファンド(愛称:成長への道)
事業内容、成長性、収益性、財務健全性などを勘案して銘柄を厳選し、業種配分、バリュエーションなどを考慮してポートフォリオを構築しているファンドです。組入上位銘柄は東京エレクトロン、三菱重工業、スカパーJSATホールディングス、アドバンテスト、三井物産などとなっており、組入銘柄数は31銘柄です(※)。組入銘柄における投資の切り口は半導体、防衛、宇宙、電力などです。3年、5年リターンでも日経平均・TOPIXを上回ってバランス良く好成績です。
6位 ファンド“メガ・テック”
今後の高い成長が期待できる産業を選定し、その産業の中から特に優れたテクノロジー(技術力)を有し、競争優位を保持できる企業に投資しています。組入上位銘柄は日立製作所、トヨタ自動車、東京エレクトロン、ソニーグループ、キオクシアホールディングスなどとなっており、組入銘柄数は60銘柄です(※)。5年リターンでは苦戦していますが、直近1年で回復基調のファンドです。
7位 小型ブルーチップオープン
中小型株を投資対象として、中長期的視点に立った成長性に焦点を当て、バリュエーションを勘案して銘柄を選択してるファンドです。組入上位銘柄は古河電機工業、住友不動産、TOPPANホールディングス、鹿島建設、日本碍子などとなっており、組入銘柄数は95銘柄です(※)。3年、5年リターンでも日経平均・TOPIXを上回ってバランス良く好成績です。
8位 ミュータント
旧来の常識を打ち破り爆発的な変貌を遂げる「ミュータント・カンパニー」となり得る企業を厳選し投資しているファンドです。組入上位銘柄は、三井住友フィナンシャルグループ、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループ、日立製作所、東京応化工業などとなっており、組入銘柄数は43銘柄です(※)。国内小型グロースのカテゴリーとなっていますが、直近では大型株中心に運用しているファンドとなっています。3年、5年リターンは相対的に苦戦しています。
9位 ダイヤセレクト日本株オープン
三菱グループ企業の株式の中から、流動性や信用リスク等を勘案して組入対象銘柄を選定し、投資比率は時価総額や配当利回りに着目して決定しているファンドです。組入上位銘柄は三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱商事、東京海上ホールディングス、ENEOSホールディングス、三菱電機などとなっており、組入銘柄数は21銘柄です(※)。三菱グループは業種が分散されていることもあって標準偏差が相対的に小さいながら、5年リターンではトップクラスの実績のため、運用効率を示すシャープレシオ(5年)は2.18となっており、高い運用効率を実現しています。
上記9ファンドは、独自の銘柄選定により、1年リターンでオルカンを約25%~50%上回り、さらには好調だった日経平均インデックスファンドを約10%~35%上回る実績となっています。また、SBIセレクトのファンドが4本となっています。
好環境が期待される国内株式ファンドへの投資においては、インデックスファンドだけでなく、これらの特色ある好成績アクティブファンドへの分散投資を選択すべきと考えます。
(※)ポートフォリオの情報は2026年1月末基準。個別銘柄の取引を推奨するものではありません。
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『投資情報メディア』より、記事内容を一部変更して転載。