SNSのわずかな情報から住所や家族構成まで特定し、炎上へと追い込む――俳優の石田ひかりが、4月1日にスタートする中京テレビ・日本テレビ系ドラマ『鬼女の棲む家』(毎週水曜24:24~)に主演。昼間はごく普通の主婦、しかし裏では“特定班”として人を破滅へ追い込む「鬼女」という狂気の顔を持つ女性を演じる。

  • 石田ひかり

    石田ひかり

「鬼女」とは、ネットの既婚女性掲示板のユーザーたちである通称・既女たちが呼ぶようになったネットスラング。SNSに映るわずかな情報から住所や家族構成まで特定し、世に晒して炎上へと追い込む姿がまるで「鬼女」のようであることから名付けられた。

このドラマは、昼間はごく普通の主婦だが、実は「鬼女」であり、裏では歪んだ正義による“私刑という快楽”を貪る星野明香里(石田)が、ある日、“ヒイラギ”と名乗る謎の人物から「炎上させてほしい人間がいる」というDMが届いたことから始まるストーリー。断れば、次に晒されるのは──。

石田扮する明香里は、裏で“特定班”として数々の標的を炎上へ追い込み、破滅へと導いていく狂気を秘めた主婦。石田は、「『なぜ今この作品なのか』『何を届けるべきなのか』を監督・スタッフの皆さまと丁寧に積み上げながら、本当に自分に務まるのだろうかという思いもあるのですが、とても面白い役をいただきましたので、全力でぶつかっていきたいと思っています」と意気込みを語った。

ちなみに石田は、92年にドラマ『悪女(わる)』(読売テレビ)で初主演。34年の時を経て、今度は「鬼女」を演じることになる。

■石田ひかり コメント全文

――本作へのオファーを受けた際の思いをお聞かせください。

台本を4話までいただいたのですが、あまりのスピード感と面白さに一気に読んでしまいました。驚かされる場面、思わず笑ってしまう場面、そして深く考えさせられるテーマが随所にあり、とても魅力的な物語だと感じています。一方で、非常に繊細で難しいテーマでもありますので、監督・スタッフの皆さまと丁寧にディスカッションを重ねながら、「なぜ今この作品なのか」「何を届けるべきなのか」を積み上げ、じっくりと作り上げていきたいと思いました。

――ご自身が演じられる役の印象は?

ご覧いただく皆さんは、きっと少し驚かれるのではないでしょうか。これまであまり挑戦したことのない役柄で、普段は“良い妻”“良い母”として過ごしているのに、スイッチが入るとまったく違う方向へ暴走してしまう――そんな“表と裏の顔を併せ持つ主婦”を演じます。今は「本当に自分に務まるだろうか」という思いの方が強いのですが、とても面白い役をいただきましたので、全力でぶつかっていきたいと思っています。

――放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

挑戦的な作品ではありますが、だからこそ、皆さんにさまざまなことを考えるきっかけを持っていただけるドラマになればと思っています。この作品を通して、世の中が少しでも良い方向へ向かうことを願いながら、大切に作っていきます。ぜひご覧ください。

【編集部MEMO】
石田ひかりは1972年5月25日生まれ、東京都出身。86年に芸能界入りし、CMやドラマ出演を経て注目を集める。91年放送のNHK連続テレビ小説『ひらり』でヒロインを務め、一躍全国的な人気を獲得。以降、映画・ドラマ・舞台など幅広い分野で活躍し、透明感のある存在感と確かな演技力で多くの作品に出演してきた。初主演ドラマのタイトルは『悪女』(92年、読売テレビ)。