LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」は2026年3月5日、首都圏の「買って住みたい街」について、一戸建てのみを集計した「2026年 LIFULL HOME'S みんなが探した! 買って住みたい街ランキング(首都圏版・一戸建て購入編)」の結果を発表した。同調査は2025年1月1日~12月31日の期間、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県エリアを対象に、LIFULL HOME'Sに掲載された新築・中古一戸建てへの問合せ数を駅別に集計したもの。
1位はJR総武本線の「八街」、トップ3は?
同ランキングは今回初めての発表となる。総合ランキング3位の「八街」が1位にランクイン。「八街」は都心から約65㎞、「東京」からは所要約90分だが、特急利用で60分のため「買って住みたい街」総合1位の「湯河原」とほぼ同じ交通条件となる。
2位も同じく千葉県の「大網」、6位には「茂原」、10位に「東金」がランクインしており、いずれも都心からは所要1時間以上、距離にして70㎞前後離れた郊外エリア。同社は、価格相場は、延べ床面積が100㎡超、約2,400万円で購入可能なため、転居よりは移住するイメージで都心から物理的に離れたエリアを探しているユーザーが増えていると考察している。
また、3位には「大泉学園」がランクイン。西武池袋線「池袋」から約16分と交通利便性が極めて高く、マンションも一戸建ても豊富な都心近郊のベッドタウン。
同社は、駅前にはマンションが建ち並ぶものの、用途地域の多くが第一種低層住居専用(風致地区も設定されている)のため一戸建てのストックが多く、以前から落ち着いた住環境が整備されているとしている。
価格相場は延べ床面積が100㎡弱で約4,100万円だが、都心の各事業集積地へのアクセスが良いエリアであることを考慮すれば割安感もあり、一戸建てを探しているユーザーから支持の高いエリアとのこと。
一戸建て価格の割安感から、「八王子」エリアがトップ10にランクイン
4位と8位には、「八王子」と「西八王子」がそれぞれランクイン。両駅は所要3分で隣接しており、ほぼ同じエリア。価格相場は、延べ床面積が100㎡弱で約2,600~2,800万円といずれも手頃な価格帯で流通している。このことから、同社は「買って住みたい街」総合2位を2年連続で獲得した「八王子」の評価は、もっぱら一戸建て価格の割安感によって形成されていると考察している。
5位は、東武東上線で「池袋」から所要約1時間の「東松山」、7位には京王線で「新宿」から1時間弱の「橋本」、9位には小田急小田原線で「新宿」から同じく1時間弱の「本厚木」がランクイン。
物件価格が僅かな上昇に留まり、都心へのダイレクトアクセスが可能な郊外エリアでの購入が注目されていることが示唆される。


