『smart』『SPRiNG』『sweet』『mini』などのファッション誌を手がける宝島社は3月3日、都内で会見を開き、雑誌発のアパレル事業を開始すると発表した。
3月4日12:00(正午)、ファッションEC「ZOZOTOWN」に公式ショップ「宝島社STORE」を開設。同社が発行する人気ファッション誌『smart』『SPRiNG』の世界観を基にした2つのブランドに加え、社内公募で誕生した2つのブランドを展開する。会見では、今回4ブランドを始動する背景や、それぞれの特徴、コンセプトなどが説明された。
「小粒でもキラリと輝くブランドを作りたい」
同社の第2メディアビジネス局 局長の柚木昌久氏は「多様化が進む時代に、もっと多くのブランドがあっていい」と説明。「大成功を目指すよりも、小粒でもキラリと輝くブランドを作りたい」と、今回のブランド立ち上げの狙いを語った。
背景として、「ファッション雑誌販売部数トップシェアを誇り、アパレルメーカーとのコラボ商品を数多く手がけてきた商品づくりの知見」「優秀な作り手やサプライヤーとの連携」「新興ブランドにもチャンスがあるZOZOTOWNでの販売」「累計販売数50万着を突破した大ヒット商品『リカバリープロラボ』の存在」「出版社の編集力と発信力の活用」などを挙げた。
リラックスして一日を過ごせるシティウェア「DAWNCE」
メンズファッション誌『smart』発のユニセックスブランド「DAWNCE(ダウンス)」は、動きやすさと着心地の良さを追求したシティウェア。きれいめのスラックスもウエストをゴム仕様にするなど、幅広い人が着用できる設計にしているという。
『smart』編集長の鈴木香奈子氏は「ローンチでは11アイテムを用意しました。春夏は暑いので、『着ていて暑くないか』『2~3シーズン長く着られるか』には特にこだわりました」と説明。ブランド名「DAWNCE」は、「夜明け」を意味する"DAWN"に由来する造語だという。
ベーシックだが今っぽさをまとえる「Obis&」
『SPRiNG』編集部がプロデュースする「Obis&(オビスアンド)」は、「シンプルだが、なぜか洒落ている」「トレンドに流されすぎないが、どこか今っぽい」スタイルをテーマにしたブランド。
『SPRiNG』編集長の丸山摩紗氏は「身長や体型の異なるスタッフが全員試着し、『下着が見えないか』『かがんだときに胸元が見えないか』など細かな部分まで確認しました」と説明。おしゃれさに加え、安心して着られるデザインにこだわったという。
また、「お尻が気になり始める30代に向けて、体型をカバーできるシルエットの服も多く作っています。ぜひ良さを感じてもらえれば」と語った。
甘さとモード感が共存、大人の女性へ「Tiny EDEN」
社内公募から誕生したブランドの一つが「Tiny EDEN(タイニーエデン)」。大人の女性をターゲットに、甘さとモード感が共存する“大人可愛い”スタイルを提案する。
『sweet』編集長の山口真澄氏は「とにかく可愛さを重視し、大人可愛いテイストが好きな編集者たちで作り上げました」と説明。制作では編集部員が試着を繰り返し、フリルのボリュームや露出のバランスなど細かな部分までチェックしたという。
さらに「コストパフォーマンスにもこだわり、手に取りやすい価格帯にしました」と話した。
160㎝以下、着まわしに全振り「COLORME」
もう一つの社内公募ブランド「COLORME(カラーミー)」は、“160cm以下だけど細くない人”に向けた服づくりが特徴。カジュアル志向のメンバーで企画され、メンバー全員の身長が160センチだったことから、このコンセプトが生まれたという。
『mini』編集長の見澤夢美氏は「Sサイズブランドはありますが、『身長は低いけど細いわけではないので服が合わない』という声も多い。『小さいけど細くない』人にも着てもらえる服を作りたい」と説明。
さらに「明るい色を身に着けると気分も上がりますし、何歳になってもカラフルな服が好きな人も多いと思います。『色を身につける』楽しさも提案していきたい」と、カラーバリエーションの豊富さを強みとして挙げた。
宝島社STORE

■宝島社STORE ショップページ
2026年3月4日(水) 12:00(正午)オープン
※オープン初日に限り、1000円クーポンと10%オフセール
■展開ブランド:「DAWNCE(ダウンス)」、「Obis&(オビスアンド)」、「Tiny EDEN(タイニーエデン)」、「COLORME(カラーミー)」








