動物たちが、人間の不可解な行動を研究する――そんな逆転で話題を集めてきたバラエティ中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『人間研究所 ~かわいいホモサピ大集合!!~』。しかし、放送開始からわずか約1年で終了を迎えることになった。3月4日(24:09~)の放送は最終回スペシャルの第一夜として、「テレビ番組の終焉」を研究する。

  • 『人間研究所 ~かわいいホモサピ大集合!!~』

    『人間研究所 ~かわいいホモサピ大集合!!~』

同番組は、ニホンザルのリュウ(ロバート・秋山竜次)をMCに据え、ブルドッグのヒカル(伊集院光)ら“動物”が、人間(ホモ・サピエンス)の奇妙な習性を研究する“逆転アニマルバラエティ”。動物の視点から人間社会を観察する独特の構造で、深夜番組ならではの切り口が話題を呼んできた。

しかし、レギュラー放送開始から約1年となる3月11日での終了が決定。納得できない動物MC陣は、「番組終了反対!」と声を上げ、その真相を“研究”するという異例の展開となる。

番組の再現VTRでは、制作側の証言をもとに、終了決定までの過程を検証する。

制作陣は、10月改編を乗り越えたことで継続への手応えを感じていた。目標視聴率を突破し、見逃し配信でもランキング入りを果たすなど、成果は明確だったという。さらに話題性とコアファンの獲得を狙い、より過激な企画やキャスティングへと舵を切っていた。

スタジオでも、ブルドッグのヒカルが「他局のメイクさんからも『面白いですね』と言われた」と証言するなど、番組の評価は決して低くなかった。

それでも、番組は終わることになる。その鍵を握るのが、番組の継続・終了を決定する編成部の存在だ。

制作側が継続を信じて疑わない一方で、編成側では「視聴率は安定してきているのですが…」と不穏な空気が漂っていたという。さらに若手編成担当者からは、「演出方法に口出すと…」と制作体制への不満が噴出するなど、内部の対立が浮き彫りになる。

この衝撃の証言に、村重杏奈も「これ放送していいんですか?」と驚きを隠せなかった。

番組では“プロデューサー族の専門家”として佐久間宣行も登場。「番組の評価基準が…」とマジトーンで本音を語る。意見の食い違いに拍車をかける原因とは。番組終了の責任は誰にあるのか。ヤケクソな最終回に「イカてんだろ、マジで!」とあきれ声も飛び出す。

【編集部MEMO】
同番組は、2月25日の放送で番組終了を発表。村重杏奈は「1時間SPとかやって勢いに乗ってたじゃないですか!」と訴えるも、ロバート・秋山竜次は「ずば抜けた視聴率がとれなかった」と一蹴し、伊集院光は「ま、この手の番組にしては良くやったほう」と、番組スタッフのチャレンジングな設定を称えた。