取手市(茨城県)は2月18日、前田建設工業の協力を得て、同社敷地内に移築復原された国登録有形文化財「旧渡辺甚吉邸主屋」を活用した体験型ふるさと納税返礼品の提供を開始した。

  • 旧渡辺甚吉邸外観(撮影:傍島利浩)

    旧渡辺甚吉邸外観(撮影:傍島利浩)

2022年に港区白金台から移築された同邸は、今和次郎らが手掛けた貴重な装飾がほぼ完全に保たれており、2023年に市内初の国登録有形文化財となった。前田建設工業からの技術研究成果を地域へ還元したいという申し出をきっかけに、文化財の魅力発信とさらなる地域活性化を目指して実現した。

  • 国登録有形文化財 旧渡辺甚吉邸主屋 応接室(撮影:傍島利浩)

    国登録有形文化財 旧渡辺甚吉邸主屋 応接室(撮影:傍島利浩)

同返礼品は、寄附額100万円に対し、建築当時の日本における住宅建築の最高水準が集結した歴史的建造物を、最大4名まで貸切で見学できる特別なプラン。通常はツアー見学のみだが、同プランでは邸宅内の食堂にて、市内レストラン「キュイジーヌ・アイ」による昭和初期の家庭料理をテーマにしたランチコースを味わえる。

  • 「昭和初期の家庭的な食卓」をテーマにした体験型ランチコース

    「昭和初期の家庭的な食卓」をテーマにした体験型ランチコース

帝国ホテルでの料理長経験を持つシェフが、地場産食材を用いた牛テールの赤ワイン煮、有機野菜のロワイヤルサラダ、季節のスーなどの上質なメニューを手掛ける。

  • 「昭和初期の家庭的な食卓」をテーマにした体験型ランチコース

    「昭和初期の家庭的な食卓」をテーマにした体験型ランチコース

楽天ふるさと納税やふるなびなど、主要なポータルサイトで順次受付を行う。