元プロ野球選手で野球解説者の原辰徳氏が、YouTubeチャンネル『Netflix Japan』で公開された動画に出演。第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、大会前の練習試合から深刻な打撃不振に陥っていたイチロー氏について語った。

原辰徳氏

原辰徳氏

イチロー氏に改めて賛辞を贈る「それくらい彼は献身的に頑張った」

2009年のWBCで侍ジャパンを世界一に導いた原氏。二宮和也から「イチロー選手が当時、本調子ではないんじゃないかなと(自分たちの目には)映ってました。それは原さんにはどう見えていたんですか?」と聞かれると、「うーん、そうですね……」と考え込んだのち、「オープン戦の時からあまり調子は良くなかったんですね。それくらい、やっぱり人間なんですね」と回想。

そして、原氏は「やっぱりその(調子が上がらない)中ですごく苦しんでいたんですね」と続け、「結果的に韓国との5戦目では劇的に決めてくれた」と改めてしみじみと語った。

また、二宮が「それ(苦しむイチロー選手の姿)をずっと見てきて、最後の打席。原さんにはどういうふうに映ったんですか?」と尋ねると、原氏は該当の試合場面の状況を改めて整理した上で、「もしイチローが歩かされた場合でもいいよと(いう展開は作れた)」「でも、結果的にセンター前にカチンと打って、2点タイムリーです」と述べつつ、「打った打席に関してはスローモーションみたいな感じの記憶でイチローには残ってると思いますよ」と推察。

さらに、原氏は「世界一になってシアトルに戻ったときに、胃に穴が空いてたっていうのよ。で、開幕にちょっと遅れたでしょ?」と振り返りながら、「それくらい彼は献身的に頑張ったんですよ」と改めて賛辞を贈っていた。

【編集部MEMO】
今年1月開催の「お〜いお茶×World Baseball ClassicTM 新PROJECT発表会」にスペシャルゲストとして発表会に登壇した原辰徳氏。この会見で、「遠い昔ではありますが、監督として侍ジャパンを率いて、(WBCの)第2回大会で世界一になることができました。今年はWBCイヤー。WBCと聞きますとやはり、我々の頃よりもはるかにグレード、認知度、素晴らしい大会になってきたと。侍ジャパンをしっかり応援していきたいと思います」と挨拶していた。