APIO流ジムニー ノマドカスタムと新たな挑戦|東京オートサロン2026|

ノマドでも我流を貫く

【画像】ジムニーカスタムの王道をノマドにも!そして風を感じる旅に出たくなるロードスターも

初代LJ10ジムニーをオマージュしたレトロスタイルのボディキット「ジムニー ザ ルーツ」をダムドと共作し、数年前のオートサロンでダムドブースに出展していたので意外だったが、ジムニープロショップのアピオが単独でオートサロンに出展するのはじつに32年ぶりとなる。

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漆喰(しっくい)の壁や土間など、日本の古民家を模した古材組みのブースを背景に並べられた3台のデモカー。話題のジムニー ノマド(JC74)のカスタム車2台と、アピオが2025年から取り扱いを始めたロードスター(ND)。グッズ販売は「日常を旅する」というキャッチフレーズを掲げ、横浜帆布鞄とコラボしたバッグや、カメラ用品のハクバとコラボしたビジネスリュックなど、旅を彩り豊かにする各種アイテムが展示され、来場者がこだわりの機能性や風合いを確かめていた。

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APIO JIMNY NARROW NOMADE JC74-TS zero

行動範囲が広がるナロースタイルを提案

JB74ジムニー シエラで好評のABS樹脂製ナローオーバーフェンダーを、5ドアのノマドにもインストール(写真左)。基準車のオーバーフェンダーは迫力のルックスを生み出す反面、日本の狭い林道では幅があり過ぎて先に進めないこともある。そこで、動力性能のゆとりは残しつつ、あえてオーバーフェンダーを片側30mmずつ抑えたナロースタイルを提案。右のオーバーフェンダーとの幅の違いは一目瞭然で、構造変更(車幅寸法変更)が必要になるものの、裏路地や林道でも臆することなく走れるようになり、行動範囲が広がる。

ナローフェンダーとの同時装着に適したノマド用ジュラルミン製サイドシルガードもオートサロンで初公開。サイドシルに対しスチールブラケットを介して取り付け、ガード本体が中空状態で保持されてサイドシルの破損が軽減される仕組み。万一ジュラルミンガードが変形してもブラケットが生きていれば交換可能だ。

サスペンションは基準車の車高をまったく変えずにベストなバランスを見つけ出す、チューニングショップ、オリジナルボックスの國政久郎氏が提唱する「ゼロタッチ理論」を基に開発した中央発條製ばね「ZERORISE(ゼロライズ)」を装着。

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APIO JIMNY NOMADO JC74-TS4

王道のアピオスタイル

ジムニーやシエラで人気のベーシックなカスタマイズをノマドに落とし込んだ。ネイビーのボディにブラウン系のサイドデカールやメッキホイールを装着し、アメリカ西海岸をほうふつとさせるスタイルに仕立てている。車高は基準車比で40mmアップ。前後にタクティカルバンパー、アイアンパネルを装着。

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MAZDA ROADSTER ND APIO custom

空を感じながら日本を旅する

本格クロカンのジムニーとライトウエイトオープンカーのロードスター。ジャンルは異なるものの、クルマを操る楽しさに満ちた「人馬一体」の走りには両車通じるものがあり、ともに日本が世界に誇る名車であることからジムニーのスペシャリスト、アピオがフォーカスした。

 

シンプルな鉄ホイールをイメージした15インチアルミホイール「ワイルドボア ベンチュラ」や、ゼロタッチ理論に基づき車高を変えずに走りを向上させる中央発條製コイルスプリング「ZERORISE」を設定。ホワイトレタータイヤはハイウェイテレーンのオープンカントリーH/TⅡを履かせているのがアピオらしい。オープンにした際の荷物置き場はトランクリッドに装着した、シーサッカーの真空マウントを利用するトランクラックで解決し、「旅するロードスター」を気軽に実践できる。

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物販カウンターに展示された、アピオと前掛け専業メーカーのエニシングとのコラボから生まれたオリジナル前掛け。年代物の鈴木式自動織機で織り上げた「プロテクター」は、アウトドアでの火の粉除けとしても役立つ。

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オリジナルアルミホイール「ワイルドボア」各種やZERORISEコイルスプリング、ヘッドライトまわり4カ所、グリル周囲10カ所のナットを使い、グリル交換が自由にできる「レイヤードグリル」、オプションのフラットLESバー、4灯マーカーランプバーなど話題のアイテムを展示した。

〈文と写真=湯目由明〉