Mizkanは2月18日、ご当地味ぽんシリーズの第3弾となる「大阪無限粉もんソース by 味ぽん」を関西エリアで発売し、これに合わせて大阪市内で発表会を開催した。
イベントにはお笑い芸人・シャンプーハットのてつじさんが登壇。商品にまつわるトークやクイズ企画で会場を盛り上げたほか、タレントの上沼恵美子さんからの動画コメントも紹介され、温かい笑いに包まれたイベントとなった。
ご当地味ぽんプロジェクト第3弾 大阪の“粉もん文化”に着目
最初に、Mizkan マーケティング企画1部の田中史恵氏が登壇し、「ご当地味ぽんプロジェクト」の狙いについて説明した。
2024年に始まった同プロジェクトは、「味ぽん」ブランドが日本各地に根ざした食文化をより多くの人に楽しんでもらうことを目的に立ち上げたシリーズ。地域ならではのグルメや名産品に着目し、地元の声を取り入れながら商品を開発している。こうした取り組みを通じて、味ぽんの新たな楽しみ方を提案するとともに、需要創造や地域活性化への貢献を目指す。
これまでにも宇都宮や北海道の特色を反映した商品を展開しており、今回はその第3弾にあたる。田中氏は「地域の名産品を単に味ぽんと組み合わせるのではなく、地元の方々とつながり、お墨付きをいただいた一品を共に作り上げています」と取り組みの特徴を説明した。
第3弾となる今回は、大阪の食文化の象徴ともいえる「粉もん」に着目。大阪では多くの家庭がたこ焼き器を所有しており、同社が調査を進める中で、家庭でたこ焼きを食べる際にはソースやマヨネーズだけでなく、ポン酢やめんつゆ、ごま油、スパイスなどさまざまな味で楽しんでいることが分かったという。その中でもポン酢は“味変アイテム”として定番化している一方、とろみがないため味が乗りにくく、生地が崩れやすいという課題もあった。
田中氏は「さっぱり感を保ちながらも粉もんへの適性を高め、新しい粉もん体験を提案したいと考えました。『ポン酢だけどソース』『ソースだけどポン酢』という挑戦です」と開発の狙いを語った。
試行錯誤の末に完成した本商品は、甘み、スパイス感、酸味が段階的に広がる味の構造が特徴。炒めた玉ねぎやリンゴ原料、10種類以上の香辛料に加え、同社の酢の知見を生かした3種類の酢と柑橘果汁を組み合わせることで、さっぱりとした味わいを実現したという。
「ポン酢がソースの世界に来た」シャンプーハットてつじさんが開発に驚き
続いて、お笑い芸人・シャンプーハットのてつじさんが登壇。「上沼さんからお墨付きのソースとのことで、すごい楽しみにしていました。」と期待を語った。
てつじさんは、商品開発について「ポン酢という世界からソースの世界へ来るとは思わなかったので驚きました」と率直な印象を語った。また、推薦者である上沼恵美子さんからも「新しいジャンルができた」と言われたことを紹介した。
関西におけるたこ焼き文化についても言及。自身のこだわりとして、「水の代わりに昆布だしで粉を溶いたり、具材もタコだけでなくイカやちりめんじゃこ、小エビなどを入れたりします」と紹介し、関西ならではの粉もん文化の奥深さを語った。
会場では「味ぽん×粉もん」と題されたクイズ企画も実施された。「大阪のたこ焼きのルーツは?」「上沼さんがたこ焼きを作る際に入れる具材は?」といった問題が出題され、てつじさんは軽妙なトークで会場を盛り上げながら答えを紹介。終始、笑いに包まれた和やかな雰囲気となっていた。
上沼恵美子さんが太鼓判「お墨付き」と評価
イベントでは、タレントの上沼恵美子さんからの動画コメントも紹介された。上沼さんは、粉もん用ソースの開発を聞いた際について「味ぽんが粉もんソース? 本当なのと思って半信半疑でした」と振り返る。
しかし試食すると、「ソースのこってりした美味さがありながら、最後に爽やかさが来る。どないなってんのやろうと思うくらい不思議でした」と驚きを語った。
粉もん文化についても触れ、「関西では粉もんは日常の食べ物。多くの家庭にたこ焼き器があり、私も小さい頃から家で焼いていました」と説明。その上で、「粉もんのことなら専門家だと思っていたのに、ギャフンとやられました」と率直な感想を述べ、「上沼恵美子のお墨付きとさせていただきたいと思います」と太鼓判を押した。
試食したてつじさん「新しいジャンルの調味料」
イベントの最後に試食を行ったシャンプーハットのてつじさんは、取材陣に向けて「これはもう、カメラ撮ってる場合ちゃいます。やりましたね、ミツカンさん」と興奮気味に語った。
「味ぽんのさっぱり感が後から追いかけてくる。ソースに味ぽんを混ぜたものではなく、ちゃんとソースになっていて、関西へのリスペクトが感じられる」「新しいジャンルの調味料ができたと思います。こういう思いで作ったという気持ちが味に乗っている」と語り、「関西人が一番大事にする“人との距離の近さ”を、この味から感じました」と締めくくった。
ご当地味ぽんプロジェクトは、地域の食文化に寄り添いながら新たな食体験を提案する取り組みとして展開されている。今後も各地の特色を生かしたシリーズの広がりと、地域活性化への貢献が期待される。







