23時15分以降は、収益性とIP開発に力点をおいた“戦略コンテンツ”をラインナップへ――テレビ朝日ホールディングスは12日、2026~2029年の新経営計画を発表。地上波テレビ朝日で「アフタープライム大作戦」と銘打った深夜帯改革に着手することを明らかにした。

  • テレビ朝日本社=東京・六本木

    テレビ朝日本社=東京・六本木

この改革では、グローバル展開と新規事業を見据えた作品に制作費を優先配分することを明言。その他は、企画、アイデア、クリエイター育成を重視することで、深夜枠の制作予算の選択と集中を推進する方針を示した。

ジャンル別に見ると、「アニメ」では、ショート作品を含め枠数を拡大。大手出版社との戦略的アライアンスを強化を図る。

「スポーツ」では、学生アスリート支援競技団体との関係を強化。イベント興行化・アニメ化など新IP開発につなげる。

「音楽」でもアニメとの連動を掲げており、これらの取り組みによってアニメIP展開数を2倍にする方針。事業幹事作品を増やし、組織再編を含むプロデュース力も強化することで、「アニメIP垂直統合型の組織づくり」を図る。

また「ドラマ」では、海外展開を見据えた企画開発を実施。深夜時代劇など、具体的なKPIを設定する。

そして「バラエティ」では、収支や利益率を重視。イベント連動や事業化できる番組を優先的に編成する。

これに伴い、番組の評価指標を変更。現在の「プライム2視聴率」(23:00~25:00)は3月で運用を終了し、「配信再生数」「番組収支」「IP力(※テレ朝独自指標)」の3つを設定する。