「ビックカツを持ってライブに行くと運気があがる、いい席が当たる」――。
最近SNSでそんな噂が広がり、会場近くのコンビニではビッグカツが売り切れ、即席の“開運コーナー”ができるほどの盛り上がりだそうです。私の鑑定でも「本当に効きますか?」と聞かれることが増えました。
スピリチュアルカウンセラーとしては、このブームを“心を整え、運気をあげる小さな魔法”として、とても微笑ましく見ています。人はワクワクした状態のとき、自然と笑顔が増えます。すると表情や行動が変わり、幸運の波に乗りやすくなるのです。
言霊(ことだま)と食べ物の不思議な関係
日本には昔から言霊の文化があります。
カツ=「勝つ」、5円チョコ=「ご縁」、昆布=「よろこぶ」。
受験シーズンの定番は、まさに言葉の力を借りた開運アイテムです。“ポジティブな意味づけを持つものに触れると、心の波動が上向く”と考えます。
ビッグカツも同じ。これを手にした瞬間、「今日は当たりそう!」という物語が心に生まれます。その物語こそが幸運を引き寄せる種なのです。私自身も試してみたところ、思いがけずいい席を引き、「ご利益あるかも?」と思わず小躍りしてしまいました。
スピリチュアルカウンセラー目線で見る“ビッグカツが効く理由”
願掛けが心に作用するポイントは大きく3つあります。
1.まずは、ポジティブな自己暗示。
「勝つ」「今日は最高の日になる」と口にすると、脳は自然と成功イメージへ向かいます。ビッグカツの響きは、そのスイッチを押す合言葉のようなものです。
2.次に、不安の受け皿になること。
座席や抽選は自分ではコントロールできません。その緊張を小さなお守りに預けられるだけで、心はぐっと軽くなります。
3.そして、行動のリズムを作ること。
同じ儀式をすると心が落ち着き、楽しむ準備が整います。占いでは「良い言葉は心の方角を決めるコンパス」と考えます。食べ物がもつ力もさることながら、幸せな一日に向かう気持ちこそがミラクルを呼び起こす鍵となります。
願掛けはどう使うのが正解?
鑑定でよく聞かれるのが、「持っておくべき? 食べるべき?」という質問。
どちらでもOKですが、大切なのは“自分が納得できる儀式にすること”です。
おすすめは3段階。
(1)手に取るときに願いを一言つぶやく。
(2)会場前で深呼吸。「今日は楽しんだ!」とすでに起こっている状態をイメージし宣言する。
(3)推しの色の小物と一緒に持つ。
こうした行動はマインドを整えるスイッチになります。運は偶然だけでなく、心の姿勢と仲良しなのです。
効果がなかったときの心の整え方
思った席でなくても「今日はこの場所から見るご縁」と受け取るのが運の扱い方です。“運は点ではなく線”と考えます。今日の体験が、次の幸運への伏線になることも多いのです。「ビッグカツを持ったのにダメだった」と自分を責めるのは逆効果です。楽しむ気持ちが薄れた瞬間、おまじないは力を失います。
願掛けは、未来を縛る鎖ではなく、あなたの心を軽くする羽根と考えるといいでしょう。
ビッグカツも5円チョコも、あなたをちょっと前向きにする相棒です。結果に振り回されず、“楽しいからやる”くらいが開運につながる最もおすすめの距離です。
次のライブの日、あなたのワクワクする気持ち共に、開運アイテムを手にして楽しんでみてください。ご利益があるかどうかは――推しだけが知っているかもしれません。
