星野リゾートが展開する「リゾナーレ熱海」(静岡県熱海市)は3月1日から、海の多様性や海藻の大切さを学ぶ旅育プログラム「海藻の学校」を開催する。
同施設が位置する伊豆半島は、海藻の種類が全国最多と言われるほど、海の恵みが豊かな地域。しかし近年、地球温暖化をはじめとしたさまざまな影響により、生きものの生息地として重要な藻場(海藻が茂る場所)の「磯焼け」が問題視されている。海藻の重要性を伝えることで、海や自然環境への興味を持つきっかけを作りたいという想いから、海藻にまつわる本プログラムが企画された。
実施期間は2026年3月1日~6月30日の毎週土・日・月。時間は10:00~13:30(往復1時間の移動時間を含む)となる。料金は1組2名12,000円(1名追加+4,000円)。レクチャー、水中ドローン体験、ワークシート、レンタルウェア、海藻ピザ作り(昼食)が含まれる。定員は3組(1組4名)まで。公式サイトにて3日前17時まで予約を受け付ける。
ビーチコーミングで海の生きものの多様性を発見
プログラムのはじめは、海藻の知識が豊富なスタッフと一緒に海藻や貝殻、カニのはさみなど海の生きものの痕跡を探すビーチコーミングを体験する。その後、クイズ形式で海藻の基本的な生態や海の中での役割を楽しく学び、見つけた生きものと海藻のつながりにも触れる。この学びを通して、海藻の大切さへの理解が深まり、自然に興味を持つきっかけとなる。
水中ドローンで海の中を観察する
ビーチコーミングの後は、スタッフのレクチャーを受けながら水中ドローンを操縦し、藻場や磯焼け、海の生きものなど、生態系の様子を間近で確認できる。藻場の現状を知り、海藻が生きものにとって住処や餌など、重要な役割を担っていることを学ぶことで、自然環境や生きものへの関心を深められる。
オリジナル「海藻ピザ」で海の豊かさを味わう
海で海藻や生きものについて学んだ後は、ホテルに戻り、磯の香りが豊かな「あおさ」や「トサカノリ」など色や形の異なる海藻をトッピングに使用したオリジナルピザ作りに挑戦する。さらに、しらすやエビを加えて海の生きものの豊かさを表現。海藻は焼くことで旨味や風味が増し、磯の香りも一層広がる。ピザ作りを通して、海藻の色や食感の違いを楽しみながら、種類や特徴を知ることができる。
学んだ内容を専用のワークシートにまとめ、持ち帰る
プログラムの最後には、専用のワークシートに、ビーチコーミングや水中ドローンで得た発見、海藻と海のつながりなど、体験を通して学んだことを項目に沿ってまとめていく。ワークシートを完成させることで、家に帰ってからも学んだことを思い出すきっかけになる。




