「星野リゾート トマム」(北海道勇払郡)では今冬、20周年を機にデザインを大きくリニューアルした「氷の教会」が、雪と氷の街「アイスヴィレッジ」に誕生した。

  • 今冬20周年を迎えた「氷の教会」

    今冬20周年を迎えた「氷の教会」

毎年、冬の夜にだけ現れるアイスヴィレッジは、3.2ヘクタールの敷地に氷や雪でできたドームが立ち並ぶ氷の街。天井や壁の全てが氷で造られている「氷の教会」と「氷のホテル」は、街の一番奥にあるアイスヴィレッジの象徴となっている。期間は2025年12月10日~2026年3月14日までを予定している。入場料は600円。トマム ザ・タワー、リゾナーレトマム宿泊客は無料となる。

  • アイスヴィレッジの全景

    アイスヴィレッジの全景

「氷の教会」がリニューアル

氷の教会は、トマムの冬にわずか約1ヶ月だけ姿を現す特別な教会。祭壇や十字架、バージンロード、椅子などすべてが雪と氷でできている。自然の力によって生まれた氷は、やがて継ぎ目のない一枚氷のアイスドームに。そこには、「2人の純粋な気持ちが、途切れなく続く」という想いが込められている。2005年の誕生以来、これまでに660組以上のカップルがこの場所で誓いを立てた。毎年一から築かれるこの教会は、今冬20周年の節目を迎え、新たな設計で登場した。

「誓いの場」の象徴的な設計

  • 氷の教会 内観

    氷の教会 内観

新郎新婦が立つ「誓いの場」は、ドームの中心にあり、自然が生み出した氷に近い位置に設けている。継ぎ目のないアイスドームの天井に最も近いこの場所には、自然そのものが生み出した神聖な空間に寄り添い、ありのままの自然に対して永遠を誓うという想いが込められている。

新郎新婦が立つ誓いの場を中心には、参列席を同心円状に配置した。これにより、どの席からも新郎新婦の表情が見守りやすくなり、新郎新婦もまた、360度から家族や友人の祝福を感じることができる。従来の教会建築にある「前方を見る」形式ではなく「中心を見守る」形式をとることで、参列者全員が祝福の輪の一部となる空間創りを実現した。

「氷の美術館」が新登場

  • 氷の教会をより深く知る「氷の美術館」(1月30日完成予定)

    氷の教会をより深く知る「氷の美術館」(1月30日完成予定)

氷の教会誕生の物語と、20年の歩みを紹介する「氷の美術館」が新たに登場する。ドーム中央の「ストーリールーム」では、氷のオブジェや彫刻で、氷の教会とアイスヴィレッジの誕生ストーリーを伝える展示が広がる。さらに、歴代の氷の教会の写真と年ごとの歩みを体感できる展示を設け、20年にわたる変遷を紹介する。