西日本鉄道は、600形の老朽化にともない貝塚線へ導入する7050形について、2月下旬に運用開始する予定と発表した。貝塚線は2026年春のダイヤ改正(実施日は3月14日)で、平日朝ラッシュ時間帯のダイヤを見直し、貝塚行の列車を増便して混雑率の緩和を図るとしている。
現行の貝塚線は600形2両編成による運行だが、平日朝の通勤時間帯、福岡市中心部へ向かう上り列車(貝塚行)の混雑がとくに激しいという。国土交通省による統計でも、2021年度以降の混雑率が140%以上で推移し、2024年度の混雑率は164%で、日暮里・舎人ライナー(東京都交通局)に次ぐ全国ワースト2位に。こうした状況もあり、西日本鉄道は2025~2027年度にかけて、600形(8編成16両)の代替として7050形(9編成18両)を導入することとなった。
7050形は2003年3月に天神大牟田線でデビュー。片側3ドアの車両で、単編成でのワンマン運転にも対応した設計となっており、甘木~大牟田間の普通などで活躍してきた。天神大牟田線(軌間1,435mm)から貝塚線(軌間1,067mm)への転用にあたり、改軌など貝塚線での運用に必要な改造を行うほか、600形と同じ「オキサイドイエロー」を基調とした車体色への変更も報道されている。貝塚線の7050形は2月下旬に運用開始した後、2027年度まで順次導入予定。600形を置き換えるとともに、貝塚線の保有車両を1編成増やすことで増便を図る。
貝塚線では2026年3月のダイヤ改正に合わせ、香椎花園前駅の東側に2番のりばを新設し、3月16日から供用開始。これを受けて、平日朝ラッシュ時間帯に香椎花園前駅発着の列車を設定する。7時30分から8時30分まで、貝塚~香椎花園前間の上り列車(貝塚行)を現行の6本から2本増便し、8本を運転。同時間帯に香椎花園前~西鉄新宮間を走る上り列車の本数は現行の6本から1本減便し、5本となる。なお、香椎花園前駅に新設する2番のりば(平日朝ラッシュ時間帯、同駅発着の列車が使用)の改札口は1番のりばの改札口と異なるため、注意が必要とのこと。

