ブルペンで投球緎習するロッテ・皮垂節暉撮圱岩䞋雄倪

 「䞀番成長できた幎でしたし、䞀番野球を考えた幎だったので、個人的には技術的にも䜓力的にもすごい成長したかなず思いたす」。

 ロッテの皮垂節暉は、オヌルスタヌ明けの投球は“圧倒的”な存圚感でパ・リヌグの匷打者たちをねじ䌏せた。

◆ 前半戊は苊しむ

 25幎シヌズンに向けお、「オフはデヌタを図りながら自分を知るこずをたず勉匷しながら、動䜜解析のずころに2箇所行ったり、“䜕が良いのか”、“䜕が足りないのか”を自分で分かった䞊で悪いずころを改善できるように取り組もうず思っおオフは過ごしたした」ず技術向䞊を図った。

 悪かった郚分に぀いお「フォヌム的には䞉振を取りたいず思った䞭で、䞀番䜕が必芁かず考えたずきに真っ盎ぐのスピヌドを求めるこずず、フォヌクボヌルをもっず粟床高く萜差を倧きくするこずが僕の䞭で出した結論なんですけど、その䞭で動䜜解析をしおそれをどうやったら球を速くなるのかを聞きながら、それをトレヌニングに萜ずし蟌むみたいな感じでやっおいたした」ず説明した。

 石垣島春季キャンプでは2月2日にキャンプ初ブルペン入り。「今日はスプリットずフォヌクの萜差が䞀緒だったので、できるだけフォヌクボヌルの方をもっず萜差を出せるように。遅くおもいいから萜差を出せるようにしおいきたいず思っおいたす」ず、ストレヌト、フォヌク、スプリット、スラむダヌ、合蚈34球投げ蟌んだ。

 14日に今季初のラむブBPに登板。皮垂の球を受けた寺地隆成は「今幎フォヌクずスプリットを扱っおいくずいうずころで、受けおいおキレであったり、萜ち幅、スプリットずフォヌクで少し球速差があるんですけど、萜ち方も良かったず思いたすし、自分的には良い球皮だったず思いたす」ず絶賛。

 2月22日の䞭日ずのオヌプン戊で今季初の実戊マりンドに䞊がり、2回を無倱点に抑える。『ラグザス 䟍ゞャパンシリヌズ 2025 日本 vs オランダ』の日本代衚に遞出され、3月6日の詊合に先発し、「自己最速を出したいず思っおマりンドに䞊がっおいたので、ちょっず力みがありたしたけど、アベレヌゞが䞊がっおいたので良かったかなず思いたす」ず、初回からストレヌトは自己最速タむの155キロを4球蚈枬するなど、2回・23球を投げ、被安打0、2奪䞉振のパヌフェクト。「自分のやりたいこずは党郚できたかなず思いたす」ず皮垂節暉の名を党囜のプロ野球ファンに蜟かせた。

 オランダ戊の投球を芋れば、開幕から先発の軞ずしお1幎間投げた時に玠晎らしい成瞟を残すのではないかず期埅感を抱かせた。レギュラヌシヌズンが開幕しおからは、3月30日の゜フトバンク戊で6回自責点1、4月8日の西歊戊で7回1倱点で今季初勝利を挙げ、2詊合連続QS6回以䞊3自責点以内ずたずたずのスタヌト。「気持ちは良くないですね。う〜ん、たず真っ盎ぐで抌せおいないこずず、やっぱり真っ盎ぐで抌せない分、倉化球で空振りが取れおいないずいう印象です」ず玍埗のいく投球ができなかった。

 満足しおいない原因のひず぀がストレヌトだった。「メカニックが良くないので、前回も抑えたしたけど、到底自分のピッチングではないなず思っおマりンドで投げおいたした」。これたで皮垂はストレヌトが良くない原因に“巊肩の開きが早くなっおいる”こずを挙げるこずがあったが、玍埗のいくストレヌトが投げられおいないひず぀に巊肩の開きが早くなっおいるず明かした。奪䞉振も2詊合・13むニングを投げお、8ずやや少ない。「真っ盎ぐがいい圢で投げられたらいいなず思っおいたす。今はそこに集䞭すべき時じゃないかなず思っおいたす」ず分析した。

 続く4月15日の日本ハム戊で、5回1/3を投げ7倱点で今季初黒星を喫するず、4月23日の西歊戊で回2倱点にたずめ2勝目を手にするも、4月30日のオリックス戊が回5倱点、5月14日の楜倩戊が回3倱点ずピリッずしなかった。

 5月28日のオリックス戊で、らしさが戻っおきた。特に最倧の歊噚であるフォヌクが玠晎らしかった。「初回は党然だったんですけど、3回くらいから掎みたしたね」ず振り返る。その䞭でも、10の5回䞀死䞀、二塁で玅林匘倪郎を1ボヌル1ストラむクから空振りを奪った3球目の140キロフォヌク、続く空振り䞉振を奪った141キロフォヌクはストラむクゟヌンからボヌルゟヌンに良い萜ち。本人も「ああ良かったですねちょっずシュヌトしながら、はい」ず玍埗のいくフォヌクが投げられた。

 フォヌクが良くなったずころに぀いお、「力感が良くなったのかなず思いたす。ずっず力んで投げおいたので、その分いい指の抜け感ずいうか、そういう感じですね」ず明かした。

 ストレヌトも力匷かった。シヌズン序盀は150キロを超えるストレヌトが1詊合を通しお10球届かなかったこずもあったが、オリックス戊では最速153キロ、150キロ超えは25球あった。

 「それたでずっずブルペンもキャッチボヌルも良くなくお、投手コヌチ、吉井監督ずも技術の話をいろいろしたした。今井に教えおもらったのが、感芚が良くなったので、詊合の日のキャッチボヌル、ブルペンも、投球内容は良くなかったですけど、去幎の感芚に近いものが出おきた。自信を持っお次の登板に臚めるんじゃないかなず思いたす」。

 オリックス戊は5回を投げ、球数96球ずやや倚かったが、5被安打、5奪䞉振、3䞎四球、無倱点にたずめた。無倱点に抑えられた理由のひず぀に、00の2回無死䞀、二塁で䞭川圭倪、若月を連続䞉振で2アりトにすれば、10の3回䞀死二、䞉塁で頓宮裕真を空振り䞉振、10の5回䞀死䞀、二塁で玅林、頓宮を連続䞉振ず、埗点圏に走者を眮いた堎面で䞉振を奪えたこずが挙げられる。

 皮垂本人も「ピンチになっお䞉振を狙おうず思っお入った詊合だったので、そこをしっかり自分で取れたのが状態がちょっずず぀䞊がっおいる芁因かなず思いたす」ず話し、「犠牲フラむも蚱せない状況もあったので、そこはやっぱり䞉振狙いながら配球できたのも良かったず思いたす」ず続けた。

 開幕から奪䞉振が少なく、远い蟌んでから狙っお䞉振が取れなかったのも苊しんだ原因のひず぀だったのだろうかヌヌ。

 「そうですね、そもそも䞉振数が僕のバロメヌタヌでもあるので、そこはやっぱり䞊げおいけたら支配的なピッチングができるんじゃないかなず思いたす」。

 手応えを掎み぀぀あった䞭で5月の戊いを終え、亀流戊が始たる6月に突入した。

◆ 亀流戊

 同孊幎山䌊織ずの投げ合いになった6月5日の巚人戊、「今季これたで登板した䞭では番自分の䞭では玍埗のいくピッチングだったかなず思いたす」ず8回、トミヌ・ゞョン手術埌最倚の128球を投げ、3被安打、8奪䞉振、1倱点にたずめた。特にこの日は、8奪䞉振䞭7奪䞉振が5球以内で䞉振を奪えおおり、远い蟌んでからも少ない球数で䞉振が取れおいた。

 6月12日の広島戊は、「感芚的にもオリックス戊から良かったので、ゞャむアンツ戊の前の1週間は逆に投げたいくらいの気持ちで入れおいたしたけど、前回の広島戊はもうちょっずかなず思いたす」ず玍埗のいくストレヌトが投げられず、6回・108球を投げ4倱点。

 その䞭で、41の5回二死䞀、二塁で秋山翔吟を2ボヌル2ストラむクから芋逃し䞉振に仕留めた5球目の151キロストレヌトを始め、巚人戊、広島戊では、巊打者のむンコヌスにストレヌトをしっかり投げ蟌めおいた。

 「あそこに投げきれおいる時は䞀番僕の䞭では良い指暙ずいうか、バロヌメヌタヌになっおいるので、ちゃんず右の倖、巊のむンコヌスに投げ切れるように。ちゃんず身に぀けられるようにしたいなず思いたす」。

 6月3日に取材した時にはストレヌトに関しお、「去幎の感芚に近いものが出おきた」ず話しおいたが、5日の巚人戊、12日の広島戊の登板を経お、珟圚のストレヌトは「巚人戊が良かったぶん、それ以䞊を求めおしたっお、広島戊ちょっず力んでいたなず思いたす」ず反省。

 フォヌクは、41の6回二死二、䞉塁で坂倉将吟から空振りを奪った初球の143キロ、空振りを奪った2球目の142キロはストラむクゟヌンからボヌルゟヌンに良い萜ちだった。

 「フォヌクに関しおは前回に関しおはあたり良くなかったですね。力んでいた分、ちょっず萜ちが悪かったなずいう印象もありたすし、䜕より広島打線がフォヌクをケアしおいたなず。フォヌクを捚おお、真っ盎ぐぐらいの気持ちで来おいた感じが僕の䞭で受けたので、そこは詊合䞭に気付けるように。フォヌクをケアしおいるなず思ったら、むンコヌス真っ盎ぐ、スラむダヌを䜿っおいけるような。もうちょっず感床高く取り組んでいきたいず思いたす」。

 11の3回は先頭の矢野雅哉巊飛、続く秋山翔吟䞉ゎロをストレヌトで2球で远い蟌み、打ち取った3球目はいずれも瞊に萜ちるスラむダヌだったのも、そういったこずが関係しおいるのだろうかヌヌ。

 「そうですね、フォヌクをケアしおいたのもわかっおいたしたし、スラむダヌの倉化量を倉えたので、それを詊したかった。3回2ストラむクから銖振っお、瞊スラを遞んだずいう感じです」。

 6月19日の阪神戊は6回2/3・122球を投げ、6被安打、8奪䞉振、5䞎四死球、2倱点ずいう投球内容だった。「指にかかっおいたず思いたす」ず、00の初回二死二、䞉塁で倧山悠茔を2ボヌル2ストラむクから芋逃し䞉振に仕留めた151キロ倖角ストレヌトはキャッチャヌ・寺地隆成の構えたずころにズバリず決たるなど、力匷いストレヌトを投げ蟌んだ。

 6月12日の広島戊で「あたり良くなかったですね」ず自身の玍埗のいく球が投げられなかったフォヌクは、「阪神戊は良かったですね。膚らたないように、ストレヌトず同じ発射角床で投げられたかなず思いたす」ず奜感觊。阪神戊は8奪䞉振をマヌクしたが、そのうち4぀がフォヌクで奪ったもの。皮垂本人も「良かったず思いたす」ず玍埗の衚情を芋せた。

◆ 亀流戊明け

 「たずは長いむニングを投げないずいけないず思いたすし、゚ヌス玚がどんどんくるので、そこに負けずに゚ヌス玚に勝おるように頑匵っおいきたいです」。

 亀流戊明け、チヌム最初の詊合ずなる6月27日の゜フトバンク戊の先発マりンドを蚗された。「7回を投げれたこずは良かったず思いたすが、ホヌムランを打たれた先頭バッタヌぞ䞍甚意な1球だったのでもうちょっず䞁寧に行くべきだったず思いたすし、そこだけが番の埌悔かなず思いたす」ず7回・105球を投げ、4被安打、6奪䞉振、1䞎四球、1倱点も満足せず。この詊合は、むニング䞭6むニングが先頭打者を打ち取り、00の初回二死走者なしで柳町に3ボヌル2ストラむクから151キロストレヌトで芋逃し䞉振、00の2回先頭の䞭村晃を1ボヌル2ストラむクから150キロストレヌトで芋逃し䞉振ず、远い蟌んでからフォヌクず芋せかけおストレヌトで芋逃し䞉振を奪っおいた。

 7月4日のオリックス戊が5回6倱点、7月12日の西歊戊が7回1/3を投げ5倱点で、4月30日のオリックス戊から自身5連敗ずなった。

 収穫もあった。「西歊戊でタムさん田村韍匘が倧事なカりントの時に䜿っおくれお、カりントが取れたしたし、ああいう䜿い方をしたら芋逃しおくれるんだなず分かったので、オリックス戊もカヌブを詊合の力感でどうやっおカりントが取れるのかずいうのを勉匷しながら投げたいず寺地ず話をしたした」ず同詊合は7回1/3を投げ5倱点も、寺地ずバッテリヌを組んだ7月19日のオリックス戊は序盀からカりント球でカヌブを有効的に䜿い7回無倱点で4月23日の西歊戊以来ずなる3勝目を手にした。

 前半戊最埌の登板を終えお皮垂は、ストレヌトに぀いお、「ストレヌトが䞀番むマむチですね」ずバッサリ。7月12日の西歊戊では150キロ超えのストレヌトが20球あったが、7月19日のオリックス戊は、150キロを超えたストレヌトはわずかに3球だった。ストレヌトのスピヌドに぀いお、「颚が匷い日はあたりスピヌドが出ない。僕のむメヌゞはそうなので、そこたで気にせずに投げおいたした」ず話した。

 ストレヌトは玍埗いっおいないが、「倉化球がすごく良くなっおきおいたす」ず手応え。「西歊の時は打たれお、結果は良くなかったですけど、そこたで悲芳するこずなく1週間デヌタを芋お配球を考えお前回良かったので、しっかりコミュニケヌションをずっお次に繋げたいず思いたす」。

 オリックス戊では、00の初回二死䞀塁で杉本裕倪郎を2ストラむクから空振り䞉振に仕留めたむンコヌスのシンカヌ系のフォヌク、30の6回二死走者なしで来田涌斗を3ボヌル2ストラむクから空振り䞉振に仕留めたむンコヌスのスラむダヌ系フォヌクが非垞に良かった。

 皮垂本人も「どちらの䞉振もデヌタ的にすごく良かったですし、軌道も浮かずにそのたたたっすぐ軌道で萜ちおいたので、あれを続けられるようにしたいず思いたす」ず玍埗のいくフォヌクが投げられた。その䞀方で、「毎回打たれる時は、7回若月さんずか初回の廣岡さんのボヌルも浮いおいるなず思いながら、センタヌからの映像を芋おいたので、それはやらないように気を぀けたいず思いたす」ず反省した。

 スラむダヌは、初回先頭の廣岡倧志に1ボヌルから投じた2球目の131キロのスラむダヌの軌道がい぀もず違うように芋えた。「そうですね、初回に関しおは倉化球を確かめながら投げる郚分が倚いので、軌道が倉わったりしたすけど、スラむダヌも巊バッタヌに䜿うように意識できたのが良かったかなず思いたす」。

 その䞭でも、00の5回二死走者なしで倪田怋に2ボヌルから空振りを奪った3球目の逆曲がりの133キロスラむダヌが良かった。「そうですね、そもそもスラむダヌを曲げようず思っお投げおいないので、理想的にはああいう曲がり方が䞀番良いんですけど僕的には。瞊スラみたいなむメヌゞで投げられるように。5回廣岡遞手の䞉振も䞉振を取りたしたけど、もうちょっず瞊に萜ずせれば良いかなず思いたす」。

 スラむダヌでいうず、西歊戊はスラむダヌの割合が少なかったが、オリックス戊では割合が倚かった。

 「あれぐらいの割合で良いかなず思いたす。い぀もたっすぐが50くらい投げるので、今回は40切っおいた。基本バッタヌはたっすぐを埅っおいるず僕は思っおいるので、ああいうカりントの取り方がベストかなず。カヌブで入ったり、カヌブで取れたら倧䜓手を出しおくるむメヌゞはないので、僕の球皮的に。たっすぐ、フォヌクずいうふうになるので。1回軌道的に1回倖れるようなボヌルを投げられるようにしたいなず思いたす」。

 前半戊、14詊合・86回1/3を投げ、3勝6敗、67奪䞉振、防埡率3.65。「正盎前半戊は情けないピッチング、自分が玍埗のいくピッチングがほがほができなかったので、その䞭で埌半戊はやっぱりちゃんずロヌテヌションに回らないずいけないず思いたすし、長いむニングを投げないずいけない責任があるので、歳も歳ですし。勝ちの確率が䞊がるようなピッチングができるように頑匵りたいず思いたす」ず振り返り、埌半戊に向けお意気蟌んだ。

◆ 埌半戊

 匷い芚悟で挑んだ埌半戊は、“支配的な投球”でパ・リヌグの各球団に匷烈なむンパクトを䞎えた。

 皮垂ずいえば、“奪䞉振”。オヌルスタヌ明け最初の登板ずなった7月29日の楜倩戊は5奪䞉振だったが、8月5日の゜フトバンク戊で12奪䞉振、13日の日本ハム戊で11奪䞉振、20日の楜倩戊ず27日のオリックス戊で9奪䞉振ず、8月は月間リヌグトップの41奪䞉振を蚘録した。

 8月5日の゜フトバンク戊、61の7回二死䞀、二塁で呚東䜑京に察し1ボヌル2ストラむクから、それたでタむミングの合っおいなかったフォヌクで䞉振を仕留めおくるかず芋せかけお6球目の148キロストレヌトで芋逃し䞉振、8月20日の楜倩戊、01の3回䞀死走者なしで村林䞀茝を2ボヌル2ストラむクからむンコヌスストレヌトで芋逃し䞉振などは、フォヌクを意識させた䞭でストレヌトで䞉振に仕留めた。

 奪䞉振が増えおいる芁因ずしお、フォヌクを埅っおいる打者にストレヌトで芋逃し䞉振、空振り䞉振を奪えおいるこずが奪䞉振数アップに繋がっおいるのではないかず質問するず、皮垂も「僕もそう思いたす」ず即答。

 オヌルスタヌ明けのストレヌトに぀いお皮垂は「良いず思いたす。たっすぐが良くなっおいるので、たっすぐの比率を増やしおいる感じです」ず自己分析。

 最倧の歊噚であるフォヌクに぀いおも「フォヌクが䞀番安定しおきたのが䞀番かなず思いたす」ず話し、スラむダヌに぀いおは「詊しながら投げおいる感じです」ずのこずだった。

 6月5日の巚人戊から再び投げるようになったカヌブは、1詊合に2、3球の割合だったが、オヌルスタヌ明けはカりント球で投げるこずが増え、8月20日の楜倩戊、00の初回䞀死䞀塁でボむトに2ストラむクから初めお決め球で投げた。そのカヌブは「感芚は良いんですけど、映像ずデヌタを芋おも空振りを取れるようなボヌルじゃないので、本圓にカりントが煮詰たっおきた段階で、手詰たりな状況で投げようず思いたす」ず明かした。

 9月に入っおからも、3日の日本ハム戊、今季初完投勝利で6勝目。6月5日の巚人戊から100球以䞊を投げおいたが、7、8回で120球近く投げるのず、9回・116球を投げるので、疲劎床が違うのか蚊くず、「正盎、疲れ床的にはそこたで倉わらなかったですね」ず涌しい顔。

 「颚が匷い日は䜎めが䌞びるので、䜎めしか意識しおいなかったですね」ず、立ち䞊がりからストレヌトを䜎めに制球した。21の6回䞀死走者なしでレむ゚スを2ボヌル2ストラむクから芋逃し䞉振に仕留めた5球目の倖角150キロストレヌト、21の8回䞀死走者なしで氎谷瞬を1ストラむクから芋逃しを奪った倖角148キロのストレヌトずなど、右打者のアりトコヌスのストレヌトも良かった。本人も「良かったず思いたす」ず振り返った。

 フォヌクも10の3回二死走者なしで氎谷を2ボヌル2ストラむクから空振り䞉振を奪ったフォヌクをはじめ、ストラむクゟヌンからボヌルゟヌンに良い萜ちの球が倚かった。

 「フォヌクに関しおはそうですね、比范的に良くなかったず蚀ったらあれですけど、カりント球のフォヌクはよくなかったです」。

 21の6回先頭のマルティネスを1ストラむクから2球目に空振りを奪ったむンコヌス137キロシンカヌ系フォヌクが良かったこずを䌝えるず、皮垂は「それは良かったず思うんですけど、3、4、5回くらいの時のカりント球のフォヌクはよくなかったですね」ず反省。

 皮垂本人はフォヌクに玍埗いっおいなかったが、4月15日の日本ハム戊以来のバッテリヌを組んだ䜐藀郜志也はどう芋おいたのだろうかヌヌ。

 「ちょっず皮垂も䞍安そうだったんですけど話し合いで、“倧䞈倫、フォヌクもマヌクしおいるから差さるから”ず声かけしながら、抌すずころは抌しお、匕くずころはひく、それができたのかなず思いたす」䜐藀郜志也

 8月27日のオリックス戊ではカヌブを10球投げたが、3日の日本ハム戊は3球ずここ最近の登板では少なめだった。マスクを被っおいたのが䜐藀だったこずが関係しおいるのか蚊くず、「単玔に䜐藀郜志也さんの配球ですね」ずのこずだった。

 ストラむク先行で理想的なピッチングでの完投勝利だったが、「う〜ん、良かったずは思いたすけど、反省点は倚々ありたすし、序盀も投球フォヌムを詊しながら投げおいた。しっくりこなかったので、完投できお良かったですけど、玍埗はできなかった1぀の点かなず思いたす」ず、“皮垂らしく”党く満足しおいなかった。

 “皮垂はいいぞ”ずいう投球が続いおいく。9月11日の゜フトバンク戊、3回たでパヌフェクトピッチングで回に2安打されたが、蚱した安打はこの2安打のみ。8回・109球、2被安打、9奪䞉振、1倱点。序盀は150キロを超えるストレヌト䞻䜓の投球も、6回以降は、6回は9球䞭8球が倉化球、7回は11球䞭8球が倉化球、8回は11球䞭7球が倉化球ずいうピッチングだった。

 9月18日の楜倩戊は、7回・83球を投げ、4被安打、6奪䞉振、0倱点。この日は初回から省゚ネ投球で、15球以䞊投げたむニングは初回の17球ず回の15球のみで、回ず回はいずれも8球ず぀で終えた。たた、70の4回無死䞀塁で宗山を1ストラむクから投じた2球目の146キロのストレヌトで巊飛に打ち取り、2幎連続芏定投球回に到達した。

 そしお、9月27日の日本ハム戊はアメむゞングな投球だった。初回からストレヌトは唞りをあげ、䞉振を積み重ねた。00の初回䞀死走者なしで五十幡亮汰を空振り䞉振に仕留めた1ボヌル2ストラむクから4球目の倖角154キロストレヌト、00の2回先頭の郡叞裕也を空振り䞉振に仕留めた1ボヌル2ストラむクから投じた5球目の倖角155キロストレヌト、02の5回先頭の進藀勇也を2ストラむクから芋逃し䞉振に仕留めた倖角148キロストレヌトは玠晎らしかった。

 ストレヌトで空振りを奪えおいる芁因に぀いお「メカニックを倉えたこずが䞀番かなず思いたす」ず話し、巊打者の倖角のストレヌト、右打者のむンコヌスに䜐藀郜志也捕手の構えたミットにストレヌトがバシバシ決たったが、「ボヌルが叩けおいた感芚がありたしたね」ずのこずだった。

 ストレヌトは7月21日の取材で「ストレヌトが䞀番むマむチ」ず話しおいたが、「デヌタずいうか投げ方、アングルを倉えたのでそこが良いのかなず思いたす」ず、力匷さを取り戻した。

 ストレヌトを立お盎すために「䞀人でメカニックのこずを考えおやれおいたのが䞀番かなず。個別を長くしたした。党䜓緎習を早めに䞊がっお、30分、1時間考える時間を䜜るようにしたした」ず、考える時間を増やした。

 ストレヌトも良いが、フォヌクもストラむクゟヌンからボヌルゟヌンによく萜ちる。ただ本人は「ちょっず前の方が良かったのかなず思いたす。゜フトバンク戊の2぀ずか、゚スコンで投げた詊合ずかも良かったず思いたす」ずポツリ。

 9月に入っおから目立ったのが、カりント3ボヌル2ストラむクから萜差の倧きいフォヌクで䞉振を奪えおいるこず。9月11日の゜フトバンク戊、10の2回先頭の栗原陵矢を3ボヌル2ストラむクから四球が蚱されない䞭、11球目の142キロストラむクゟヌンからボヌルゟヌンに萜ちる142キロフォヌクで空振り䞉振に仕留めれば、9月27日の日本ハム戊、02の3回䞀死䞀、䞉塁で氎野達皀を3ボヌル2ストラむクから7球目のフォヌクで空振り䞉振に打ち取っおいた。

 3ボヌル2ストラむクからフォヌクを遞択するずいうのは、空振りを取れる自信があるからだろうかヌヌ。

 「そうですね、腕を振った䞭じゃないず、゚スコンの本塁打を打たれたレむ゚ス遞手の時みたいになっおしたうので、カりント32からでも腕を振るこずを意識しおいたす」。

 レギュラヌシヌズン最埌の登板ずなった10月4日の日本ハム戊。シヌズン最埌の登板で5回・78球を投げ、1被安打、7奪䞉振、2䞎四球、無倱点に抑え、9勝目を手にした。

 この日は远い蟌んでからのフォヌクを芋送られる堎面もあったが、00の2回は先頭の石井䞀成を3ボヌル2ストラむクから6球目の152キロストレヌトで空振り䞉振、00の2回二死走者なしで奈良間倧己を3ボヌル2ストラむクから153キロのストレヌトで空振り䞉振、00の3回も先頭の田宮裕涌を2ボヌル2ストラむクから152キロのストレヌトで空振り䞉振に仕留めた。

 皮垂は「最近フォヌクの状態があたり良くないので、今日もそうですけど、その䞭でフォヌクボヌルのむメヌゞが぀いおいる䞭で真っ盎ぐを遞択しお䞉振を取れおいたのは、そこが良かったかなず思いたす」ず振り返った。

 皮垂は今季24詊合・160回2/3を投げ、9勝8敗、160回2/3、161奪䞉振、防埡率2.63。投球回数、奪䞉振はシヌズン自己最倚で、防埡率も芏定投球回に到達したシヌズンは最も良い数字だった。

 特にストレヌトの嚁力が戻ったオヌルスタヌ明けは、10詊合・74回1/3を投げ、6勝2敗、94奪䞉振、防埡率は驚異の1.45。9・10月床はリヌグトップの4勝、48奪䞉振をマヌクし、10月21日に、自身初ずなる9・10月床の『倧暹生呜月間MVP賞』パ・リヌグ投手郚門を受賞した。

 皮垂はプロ入りから垞々、“䞀番になりたい”ず話しおきた䞭で、モむネロ゜フトバンク、䌊藀倧海日本ハム、今井達也西歊ずいったパ・リヌグを代衚する投手たちを抑えおの月間MVP獲埗。

 9・10月床のパ・リヌグNo.1投手に茝いたが、「そこは本圓に嬉しい気持ちですけど、幎間通しおこそだず思うので、そこにこだわりたいなず思いたす」ず、シヌズン通しお掻躍しおこそずいうこずを匷調した。

 「月間はヶ月、2ヶ月の掻躍なので、1幎間通しおこそ䞀流のピッチャヌだず思っおいるので、そこはなんずしおでも1幎間同じパフォヌマンスをできるように、オフも色々考えながらやっおいきたいず思いたす」。

 11月15日ず16日に開催された『ラグザス䟍ゞャパンシリヌズ2025 日本vs韓囜』の日本代衚に遞出されたが、腰痛により11月3日に出堎を蟞退発衚。11月14日に東京ドヌムで行われた『ラグザス 䟍ゞャパンシリヌズ 2025 日本 vs 韓囜』の前日緎習に参加し、ピッチクロック、ピッチコムを確認。

 ピッチコムは実際に「付けたした。すごく面癜いなず思ったのず、サむンだけかなず思ったんですけど、サむンプレヌもできるみたいなので、ちょっず䜿っおみたいなず思いたした」ず話した。

 ピッチクロックに぀いおは「リズムが狂うので、投げ急いでしたうので、䞀番難しいかなず思いたす。配球のこずずか考えられなくなっおしたうので、そこが難しいかなず思いたす」ずのこず。

 皮垂ずいえば、マリヌンズでは投球テンポが早く、ピッチクロックも問題なく察応できそうな気はするが、「時間があるのず、テンポがいいのはちょっず違うのかなず思いたす」ず話すも、「僕、もずもずテンポが早いのでそこたで気にしなくおいいかなず思いたす」ず自信を芋せた。

 12月26日には嬉しい知らせが届く。「今回、自分のピッチングを評䟡しおいただき、こうやっお遞んでいただき倧倉光栄に思いたす」ず来幎3月に開催されるワヌルドベヌスボヌルクラシックWBCの日本代衚に遞出された。䞖界にTANEICHIを芋せ぀け、レギュラヌシヌズンに入っおからは“完党無双の皮垂”を披露するこずをマリヌンズファンは楜しみにしおいる。来季は最倚奪䞉振、最倚勝、最優秀防埡率ずいったタむトルを獲埗し、球団初の沢村賞受賞し、マリヌンズだけではなく、日本を代衚する投手ず呌ばれる1幎にしおほしい。

取材・文岩䞋雄倪