中京テレビ・日本テレビ系ドラマ『こちら予備自衛英雄補?!』(1月7日スタート、毎週水曜24:24~)の完成披露試写会が24日、都内で行われ、主演の菊池風磨(timelesz)と、原作・脚本・監督を務めた加藤浩次が登壇した。

  • 菊池風磨

    菊池風磨

「他の選択肢は実はなかった」

ヒーローものの密室コメディーである今作は、菊池演じるフリーターのナガレをはじめとした7人が、秘密裏に防衛省へ呼び出され、それぞれのコンプレックスと向き合いながら地球を救っていく、という物語。この日は第1話と第2話が上映され、上映後に舞台あいさつが行われた。

菊池は1年前のオファーを振り返り、「早かったですね。オファーというより『そういう話があるけどどう?』という、ふんわりした感じでした」と当時を回想。続けて、「僕は加藤さんのことが大好きで、バラエティはもちろんですが、ドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系・2002年)の役が本当に好きでした。そこから、真剣に物事を伝える姿がカッコいいなと思っていました」と加藤の大ファンだといい、「加藤さんが僕のことを認識しているとは思っていなかったので、すごくうれしかったです」と笑顔を見せた。

一方の加藤は、菊池を主人公の第一候補として考えていたという。「オファーする前から絡みがあって、バラエティの対応が上手い子だなという印象がありました。映画も観ていて、役者もできてコメディーもできる。ヒーロー像に一番合うのが菊池くんだと思いました」と起用理由を説明。「他の選択肢は実はなかった。ダメ元でもまずは菊池くんから行こうと。timeleszになる前の話ですから、グループ名で決めたわけではありません」と語気を強めた。

さらに、「その後timeleszが当たって『やった!』と思いました(笑)。パッシングにもめげず、自分を貫いている姿がナガレにぴったりだと思いましたね。台本を書いている段階から菊池くんを想定して、合わせた部分もあります」と、制作の裏側を明かした。

  • (左から)菊池風磨、加藤浩次

    (左から)菊池風磨、加藤浩次

助手席での帰宅に好感度上昇

撮影現場の雰囲気について、菊池は「平均で2~3時間巻く現場でした。だから1時間巻きだと誰も納得しない(笑)。他の作品が怖いですよね。体が3~4時間巻きに慣れてしまったので」と苦笑い。それでも「巻けた分、監督だけでなく、僕らからも提案が出せます。士気はかなり上がって、ずっとプラスの空気が流れていました」と充実感をにじませた。

これに加藤も「撮影を重ねるごとに、どんどん空気が良くなっていった。座長として、自然にみんなの空気を作っているなと感じました」と、菊池の現場での振る舞いを評価した。

撮影が順調に進んだ“副産物”についても話題が及んだ。加藤は「早く終わると、菊池くんの移動車で帰るんですけど、なぜか助手席に座ってるんですよ。後ろガラ空きなのに。あれ、何なん? 好感度めちゃくちゃ上がってるんだけど」と語り、会場を和ませる。

これに菊池は「マネージャーと仲が良すぎて、距離が近いほうが話しやすいんです」と理由を説明。「実家の車なんですよ。次に替えるならセダンでいいかなって思っています(笑)」と自嘲気味に語り、客席からは再び笑いが起きていた。