(左から)中日ドラゴンズの涌井秀章、井上一樹監督、大島洋平(写真:産経新聞社)

 今季はセ・リーグ最下位から脱出したものの、2020年以来のAクラス入りを逃した中日ドラゴンズ。リーグ優勝は2011年が最後となっており、強竜復活を成し遂げられていない。中でも不振に悩むベテラン選手は、結果が欲しい2026年になるだろう。今回は、厳しい立場となり得る中日のベテラン選手を取り上げる。[1/6ページ]

大島洋平

[caption id="attachment_202955" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの大島洋平(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:左投左打

・経歴:享栄高 - 駒沢大 - 日本生命

・年齢:40歳

・ドラフト:2009年ドラフト5位

・今季成績:59試合出場、打率.242、4打点、4盗塁

 

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 絶対的なレギュラーから一転、直近2年は出場機会を大きく減らした大島洋平。来季は勝負の1年となるだろう。

 

 日本生命から中日ドラゴンズに入団し、2012年に全144試合に出場。統一球の影響により多くの打者が苦しんだ中、同年は打率.310、33盗塁の好成績を収めて盗塁王に輝いた。

 

 その後はレギュラーに定着し、浮き沈みもありながら、中日の主力としてプレー。2019、2020年は2年続けて最多安打のタイトルを獲得した。

 

 しかし、2023年まで一線級の働きを見せていたが、昨季は代打起用が中心に。規定打席には遠く及ばない1年を過ごし、キャリア初となる打率1割台(.198)に沈んだ。

 

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 今季も一軍での出番は限定的で、放った安打数は昨季と同じ23。59試合の出場で打率.242に終わり、若手の台頭にも押されている状況である。

 

 それでも中日が誇るヒットメーカーだけに、まだまだ意地を見せたいところだ。

 今季はセ・リーグ最下位から脱出したものの、2020年以来のAクラス入りを逃した中日ドラゴンズ。リーグ優勝は2011年が最後となっており、強竜復活を成し遂げられていない。中でも不振に悩むベテラン選手は、結果が欲しい2026年になるだろう。今回は、厳しい立場となり得る中日のベテラン選手を取り上げる。[2/6ページ]

川越誠司

[caption id="attachment_223578" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの川越誠司(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:左投左打

・経歴:北海高 - 北海学園大

・年齢:32歳

・ドラフト:2015年ドラフト2位

・今季成績:28試合出場、打率.189

 

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 中日ドラゴンズでの3年目を終えた川越誠司も、結果を出さなければならない立場にある。

 

 北海高から北海学園大に進み、投手でありながら4番を任されていた川越。投打両方で高いスキルを発揮したことから、埼玉西武ライオンズがドラフト2位で指名した。

 

 入団後は投手で実戦を重ねたものの結果が出せず、野手に転向。2020年に打者で一軍デビューを飾り、プロ初ホームランを記録した。ただ、同年は打率.156と確実性に課題を残す結果になった。

 

 2021年に5本塁打を放ち、パンチ力を発揮した中、2023年のシーズン途中に中日へトレード移籍。移籍1年目は18試合に出場するも、本塁打なしに終わった。

 

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 移籍3年目の今季、神宮球場で疑惑の判定があったものの、最終的に0本塁打。28試合の出場で打率.189と結果を残せなかった。

 

 2026年は、背水の陣で臨むことになる。

 今季はセ・リーグ最下位から脱出したものの、2020年以来のAクラス入りを逃した中日ドラゴンズ。リーグ優勝は2011年が最後となっており、強竜復活を成し遂げられていない。中でも不振に悩むベテラン選手は、結果が欲しい2026年になるだろう。今回は、厳しい立場となり得る中日のベテラン選手を取り上げる。[3/6ページ]

高橋周平

[caption id="attachment_217553" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの高橋周平(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投左打

・経歴:東海大甲府高

・年齢:31歳

・ドラフト:2011年ドラフト1位

・今季成績:41試合出場、打率.234、8打点

 

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 ドラフト1位で入団し、来季でプロ15年目を迎える高橋周平。もう1度レギュラーを掴みにいく必要がある選手だ。

 

 東海大甲府高でホームランを量産し、ドラフトでは競合の末に中日ドラゴンズへ入団。

 

 ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たすと、プロ初アーチも記録。また、プロ3年目に6本塁打を放つなど、徐々に成績を向上させていた。

 

 2018年には初めて規定打席に到達し、自身初の2桁本塁打(11本)をクリア。レギュラーとしての輝きを見せ始め、2020年は108試合の出場で打率.305を残した。

 

 ところが、けがに悩まされた2022年は規定打席に到達できず。さらに2023年は0本塁打のシーズンを過ごし、存在感が薄くなっていた。

 

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 今季もけがの影響で離脱を余儀なくされ、打席数は過去2番目に少ない1年に。41試合の出場で打率.234、8打点と、自身の2度目の本塁打0となった。

 

 若手が伸び悩んでいる現状があるとはいえ、安泰とは言えない状況。巻き返さなければ、立場は一層厳しさを増しそうだ。

 今季はセ・リーグ最下位から脱出したものの、2020年以来のAクラス入りを逃した中日ドラゴンズ。リーグ優勝は2011年が最後となっており、強竜復活を成し遂げられていない。中でも不振に悩むベテラン選手は、結果が欲しい2026年になるだろう。今回は、厳しい立場となり得る中日のベテラン選手を取り上げる。[4/6ページ]

木下拓哉

[caption id="attachment_218589" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの木下拓哉(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:高知高 - 法政大 - トヨタ自動車

・年齢:34歳

・ドラフト:2015年ドラフト3位

・今季成績:38試合出場、打率.241、2本塁打、8打点

 

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 今季はけがによる離脱後、一軍復帰を果たせなかった木下拓哉。彼も厳しい立場に立たされている。

 

 木下は法政大を卒業し、社会人野球のトヨタ自動車でプレー。アマチュア球界屈指の捕手として評価され、ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団した。

 

 入団後は即戦力としての働きを期待されつつも、思うように出場機会が増えず。それでも、2020年は88試合の出場で打率.267、6本塁打をマーク。さらに両リーグトップの盗塁阻止率.455を記録し、レギュラー定着に近づいていた。

 

 2022年は、120試合に出場して規定打席に到達。正捕手に君臨し続けると予想したファンも多かったはずだ。

 

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 ところが、2023年から年を追うごとに出場機会が減少した。さらに、今季は盗塁刺を記録できない状況が続き、5月下旬には左ハムストリングスを損傷して離脱。ルーキーの石伊雄太に、スタメンマスクを譲った。

 

 けがからの復活を目指す来季は、木下の真価が問われるシーズンとなりそうだ。

 今季はセ・リーグ最下位から脱出したものの、2020年以来のAクラス入りを逃した中日ドラゴンズ。リーグ優勝は2011年が最後となっており、強竜復活を成し遂げられていない。中でも不振に悩むベテラン選手は、結果が欲しい2026年になるだろう。今回は、厳しい立場となり得る中日のベテラン選手を取り上げる。[5/6ページ]

涌井秀章

[caption id="attachment_202512" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの涌井秀章(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:横浜高

・年齢:1986年6月21日

・ドラフト:2004年ドラフト1巡目

・今季成績:12試合登板、4勝6敗、防御率4.12

 

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 ベテランと呼ばれる立場になった涌井秀章。中日ドラゴンズ4年目の2026年は、どのような結果を残すのだろうか。

 

 ドラフト1巡目で西武ライオンズ(現:埼玉西武)入りを果たし、2007年に17勝。その後も2桁勝利を記録し続け、2009年には沢村賞を獲得した。

 

 その後は不振に陥ってクローザーに転向した時期もあったが、2012年は55試合の登板で30セーブをマーク。守護神として、与えられた役割をこなした。

 

 そんな中、2013年オフにFA権を行使して千葉ロッテマリーンズに移籍。2015年に15勝を挙げて最多勝に輝き、翌2016年にも10勝をマークするなど、新天地でも力を見せつけた。

 

 2019年にはトレードで東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍し、2020年には20試合の登板で11勝を挙げ、3球団目での最多勝を獲得した。

 

 だが、その後は成績が下降していき、2022年オフにトレードで中日に加入。自身4球団目の在籍になった。

 

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 中日では3年目となった今季、4勝6敗の成績で終えた涌井。移籍から3年間、勝ち星が上回るシーズンは1度もなかった。

 

 実績十分とはいえ、結果が求められる2026年となるだろう。

 今季はセ・リーグ最下位から脱出したものの、2020年以来のAクラス入りを逃した中日ドラゴンズ。リーグ優勝は2011年が最後となっており、強竜復活を成し遂げられていない。中でも不振に悩むベテラン選手は、結果が欲しい2026年になるだろう。今回は、厳しい立場となり得る中日のベテラン選手を取り上げる。[6/6ページ]

加藤匠馬

[caption id="attachment_242964" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの加藤匠馬(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・経歴:三重高 - 青山学院大

・年齢:33歳

・ドラフト:2014年ドラフト5位

・今季成績:47試合出場、打率.234、1本塁打、6打点

 

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 今季は髙橋宏斗とバッテリーを組むことが多かった加藤匠馬。来季は若手との競争にも勝ち抜く必要がある。

 

 加藤は青山学院大から、ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。ただ、プロ入りからしばらくは二軍暮らしが長く、2018年に至っては一軍出場を果たせなかった。

 

 それでも2019年、首脳陣の刷新もあり一軍出場が飛躍的に増加した。同年は打率こそ.228と振るわなかったが、最終的に92試合に出場。キャリア唯一の2桁打点(13打点)を記録するなど、勝負どころでの存在感を見せつけた。

 

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 2021年シーズンの途中には、トレードで千葉ロッテマリーンズに移籍。しかし、ロッテでの覚醒とはならず、無償トレードで2022年オフに中日へ復帰した。

 

 復帰3年目の今季、髙橋宏が先発する試合でマスクを被るなど、最終的には47試合に出場。ただ、石伊雄太が飛躍の兆しを見せており、加藤の置かれた立場は苦しい。

 

 

【了】