東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『介護スナックベルサイユ』(毎週土曜23:40 ~24:35)。このドラマで神代大輝役を演じる杢代和人が、最終話の見どころを語った。

  • 『介護スナックベルサイユ』場面カット (C)東海テレビ

    『介護スナックベルサイユ』場面カット (C)東海テレビ

印象に残っていることは?

――無事、クランクアップしました。いまの気持ちを教えてください。

若手からベテランの方までいろんな世代の俳優がいて、そこに毎話ゲストが参加するという撮影は、いつも緊張感がありました。監督の「こう撮りたい」という強い思いをいつも感じましたし、監督が僕の意見を尊重してくれたこともあって…。俳優に寄り添って進めて下さったので感謝しています。もうここには来ないんだなと思うと、ちょっと寂しいですね。

――印象に残っていることはありますか?

ゲストで出演されたのは大先輩の方ばかりで、そのお芝居を間近で見ることができました。皆さん監督とちょっとディスカッションをしただけで、現場での空気の掴み方から演技のポイントをどこに置くかなどを即座に理解されるんです。先輩方のさまざまな芝居に触れられたことは、僕にとって大きな財産です。そして何より、皆さんとてもお元気で(笑)、自分も頑張らなければと思いました。

――宮崎美子さんは、いつも伴走していましたね。

宮崎さんは真面目で誠実でユーモアもあって、それでいてちょっと無邪気なところもあって…。現場でも周囲を盛り上げる「ママ」的存在でした。僕だけクランクアップが遅くなったのですが、その際もサプライズで来て下さったり本当にお世話になりました。

最終回の見どころと視聴者へのメッセージ

――人生の最後のドラマを描いたこの作品のどんなところに魅力を感じましたか?

人生の最後に会いたい人がいて、そこにドラマがあるというのはいいなと思います。そのエピソードは、感動の物語だけでなく後悔みたいなお話もありましたが、すべてに強い想いが感じられたし、心が動いた出来事ばかりでした。このドラマに参加させていただいて、僕も誰かの心を動かしたいし、自分の心が動くような人生を送りたいと思いました。

――最終回の見どころ、そして視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

ここまで見てくださった視聴者の皆さんにお礼を伝えたいです。最終回では、大輝がどうなるのか、どんな決断を下すのかが見どころになると思います。ここまでベルサイユのスタッフの過去や決断を聞き、最後に殺人事件を起こし35年間逃亡生活を続けている久留辺蘭子(高橋惠子)に出会ったことで、自分とどう向き合うのかという部分はぜひ見てほしいです。大輝のシーンもこれまで以上にたくさん撮ってもらったので、楽しみにしていてください。

【編集部MEMO】
『介護スナックベルサイユ』は、今年3月に特別企画として2回にわたって放送され(※)、多くの反響を呼んだことから連続ドラマ化が決定した。(※2025年3月22日・29日放送。 主演・尾碕真花 出演 宮崎美子ほか)。店はどこにでもあるスナックのようにみえるが、介護士資格をもつスタッフが常駐するなど立派な介護現場だ。訪れる客の大半が要介護認定を受けているため、点滴をうったり、血圧を測ったり、リハビリをする客もいる。ビールは誤嚥を防ぐため、とろみ剤を混ぜて提供することもある。中でも注目は、上杉まりえ(宮崎美子)が、仕入れから担当している特製ワイン『SEE YOU INMY DREAMS』だ。飲めるのは生涯でたった一度、それもお一人さま一杯だけ。飲めば、会いたい人に会える“魔法のワイン”で、訪れる客を“人生最期の夢”へと誘っていく。夢を堪能した後には、それを象徴する料理が振る舞われ…。これが、道先案内のフルコースだ。