――大きな転機を迎えた2025年ですが、改めてどのような1年になっているかお聞かせください。
1月に武道館でコンサートをさせていただいたんですけど、それが今年だったとは思えないくらい目まぐるしかったです。これまでの人生最大の転機と言っていいくらい、大きな変化のあった1年でした。ここからまたちゃんと前を向いて進めるように、2025年の経験を無駄にせず、糧にしていけたらなと思っています。
――2026年はどんな1年にしたいですか?
すでに決まっている舞台がありますし、2025年の下半期だけでも本当にたくさんの方に出会っています。この「一期一会」の世界の中で、時間の使い方の大切さをすごく感じているので、来年はもっと人との出会いを大切にしたいですね。宝塚時代は、劇団に行けばみんなに会える環境でしたけど、この世界は「お別れしたら2度と会えないかもしれない」という出会いばかりです。そういった出会いを、より大切にしながら過ごしていきたいと思います。
――来年公演のミュージカル『バーレスク』では主演が決まっています。日本初演ですが、どのような心持ちですか?
宝塚卒業後初めてのミュージカルになります。世界的に有名な『バーレスク』の音楽を日本で初めて上演できるのはすごくワクワクしますし、必死に取り組んでいきたいなと気合いは十分です。ただ、ものすごいプレッシャーなので、今はその気合いがちょっと空回りしているなと感じることもあります(笑)。徐々にワクワクに変えて楽しめるように練習を重ねて、自分の限界に挑戦したいです。
――最後に、今後の芸能生活の展望を教えてください。
この17年弱、男役として経験してきたことが今後どう役に立つかはまだわからないんですけど、宝塚にいたからこそ「礼真琴」という名前を多くの方に知っていただける機会がありましたし、たくさんの作品を作っていただきました。男役で学んだことを活かせるお仕事もしたいですし、逆に全く関係のない分野にも挑戦してみたいと思っています。女性としてスタートしたからこそできることもあると思うので、物怖じせずいろいろな場に飛び込んでいきたいです。
12月2日生まれ、東京都出身。2009年に宝塚歌劇団に95期生として首席入団し、星組に配属。2019年に星組トップスターに就任。主な出演作は『ロミオとジュリエット』『1789-バスティーユの恋人たち-』など。2021年には『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』の演技で第76回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞を受賞。2025年8月『阿修羅城の瞳/エスペラント!』東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団し、同年10月よりCULENに所属。12月に退団後初のコンサート『Flare』を開催。2026年にはミュージカル『バーレスク』日本初演で主演・アリ・ローズ役を務める。
スタリイスト:細見佳代(ZEN creative) ヘアメイク:赤松絵利(ESPER) 衣装:パンツ=CAYO HOSOMI ピアス=kengo Kuma + MA,YU(ケンゴ クマ プラス マユ/ヴァンドームヤマダ) 左中指リング/左人差し指リング=VENDOME AOYAMA(ヴァンドーム 青山)


