TimeTreeはこのほど、社内研究所の「TimeTree未来総合研究所」と令和トラベルが運営する旅行アプリ「NEWT」が共同で調査した2025年〜2026年・年末年始の旅行動向の結果を発表した。
同調査では、TimeTree未来総合研究所は年末年始(2025年12月25日〜2026年1月4日)に登録された「旅行」を含む予定データを分析し、「NEWT」は同アプリにおける予約データを解析したものとなっている。
まず、年末年始の旅行予定は、コロナ前の2019年に対して8割超の水準となっている。2022年以降は回復基調に転じており、2024年には88%まで上昇していた。2025年に関しては、物価高の影響や宿泊費の高騰などが要因で伸びに一服感が見られる結果となっている。
TimeTreeに登録された世界6カ国の年末年始期間(12月25日~1月4日)の予定ワードを分析すると、各国の年末年始の過ごし方の違いが鮮明に表れた。日本では上位4位までを「休み」関連が独占し、特に3位の「銀行休業日」は分析した6カ国中で日本にのみ登場する独特な予定だった。年末年始の銀行業務が全国一律で停止するため、事前の資金準備を意識して予定登録する行動は、日本の現金文化と一斉休業システムが生み出した特有の現象といえる。
一方、アメリカとイギリスでは「Work(仕事)」が1位となり、年末年始も通常営業を継続する社会が反映されている。興味深いことに、イギリスでは「Boxing Day(12月26日の祝日)」、ドイツでは「Zweiter Weihnachtstag(クリスマス翌日)」が上位に入っており、両国ではクリスマスの翌日も祝日として定着している文化の違いも見られる。アジア圏では、台湾の「期末考(期末試験)」、韓国の「방학식(終業式)」など各国の学校制度の違いが予定に現れ、12月も比較的暖かい気候の台湾では「露營(キャンプ)」もランクインしている。このように各国の予定データには、それぞれの年末年始の過ごし方や文化的背景が色濃く反映されていた。
日本のランキングを追っていくと、「帰省」が23位、「旅行」が34位にランクインされていたという。
年末年始、日本人はどこへ行く?
国内旅行の行き先は、新テーマパーク開業もあり、「沖縄」が3年ぶりに首位となった。万博閉幕となった「大阪」は、2位に続いている。
海外旅行においては、12月26日の出発がピークとなっており、行き先は、韓国・台湾・香港など近距離アジアが上位を独占している。
また、為替と物価を総合分析した結果、韓国とベトナムが最もコストパフォーマンスに優れた渡航先であることが明らかになったという。




