お笑いコンビ・エバース、さや香、ミルクボーイらが出演する、テレビ朝日『ヨルノマンザイ』(毎週水曜26:55~27:05 一部地域を除く)が3日から3週連続で放送される。

『ヨルノマンザイ』

『ヨルノマンザイ』

同番組は、人気漫才師たちが夜の街で繰り広げる“日常会話"という名の漫才を、ドラマ級の没入感とエモさで魅せる新感覚番組。ドラマのような “エモい”映像を通して、まるで“隣の席で面白い会話を盗み聞きしている”かのような没入感で人気漫才師たちの漫才を体験できる。

挑戦するのは、『M-1グランプリ2024』ファイナリストのエバース、『M-1グランプリ2022』準優勝のさや香、『M-1グランプリ2019』優勝のミルクボーイといった“しゃべくり漫才”の猛者たち。“芸人としての自分”ではなく、“芸人にならなかった世界線の自分”を演じながら、あくまで自然な日常会話として漫才を展開する。

注目の初回は、「エバース×夜のタクシー」。クリスマスパーティーに参加するため、友人宅へとタクシーで向かう“腐れ縁"同士の佐々木と町田。「年末年始どう過ごす?」何気ない会話から始まったゆるい雑談のはずが、佐々木が放つ“爆弾発言"で一気に暴走し始め、密室の車内が笑いと緊張で揺れまくる、予測不能の会話劇へと発展していく。

インタビューは以下の通り。

エバース

――撮影を終えての感想を聞かせてください。普段の漫才やネタ番組とは少し違った雰囲気だったと思うのですが、いかがでしたか?

佐々木:そうですね、僕らの漫才自体がけっこう雑談寄りというか、日常会話に近いので、今回の撮影にもほとんど違和感はなかったです。普段のネタ合わせくらいの気持ちでやれましたね。

町田:ほんとマジで違和感なかったです(笑)。あのまま自然体でいけました。

――ドラマ要素もある番組ですが、演技経験は?

佐々木・町田:全くないですね。

佐々木:そもそも演技って感じではなく、普段通りしゃべっているだけだったので(笑)。セリフも決まっていないし、もし一語一句決められてたらえらいことになってたと思うので、漫才以外の部分をフリーにしてもらえたのが助かりました。

町田:漫才のとこだけ普通で、他がやばいことになってたと思います(笑)。

――今回、パラレルワールドのような“芸人にならなかった世界線”という設定でしたが、もし芸人でなかったら何をしていると思いますか?

町田:俺は地元から出てないと思う。トラックの運転手とかなってそう(笑)。

佐々木:僕も多分宮城に残ってたと思います。芸人になりたいから東京に来ただけで、そうじゃなければ地元か、行っても仙台くらいで働いてたはず。

――では二人は出会ってない?

佐々木:出会ってないでしょうね、もちろん。もう全然会わなかったら会わなかったで、全然楽しい人生だったんでいいんですけど。

町田:なんでそんなこと言うんだよ(笑)。「この世界が一番いいです」って言っとけばいいだろ。

佐々木:いや、しんどい思いも結構したわけじゃん。この10年間。

町田:まあこっからもわからんしな、正直。

佐々木:だから「会ってなければもっと楽な人生だったのに」とかあるかもしれないので(笑)。

町田:だとしても言うなそんなこと(笑)。

――今回はクリスマス設定で、友人宅で開かれるクリスマスパーティーにプレゼントを持っていくという内容でしたが、お二人は普段プレゼント交換などしますか?

佐々木:プレゼント交換はないですね。ただ、今年ラジオの企画で町田がプレゼントくれたんですけど、今のところ一回も使ってないです。

町田:おい使えよ、お前(笑)。企画なんだから使ってみて「全然よくなかった」でも「よかった」でもいいけど、使わないのが一番ないんだって。

佐々木:いや、ちょっとバタバタしてて……。

――プレゼントは何だったんですか?

佐々木:なんか小さい暖炉みたいなやつです。本当に手のひらサイズのミニ暖炉で。でかい暖炉も使ったことないのに、小さい暖炉……。

町田:でっかい暖炉は人にあげないだろ(笑)。でも一人で寒い夜とか過ごすのにちょうどいいと思って。暖房より喉壊しづらいし、ちゃんと考えて選んでるんですよ。

――佐々木さんのために考えたと。

町田:もちろんです。適当な“ちっちゃい暖炉”じゃないです。考えに考えての暖炉です(笑)。

――今年のクリスマスの予定はありますか?

佐々木:クリスマスは……もう完全に仕事でしょうね。年末年始はスケジュールびっしりで、今の時点で1月後半まで休みないです。

町田:でもチキン食ったりぐらいはあると思いますよ(笑)。どんだけ忙しくても、なんやかんやでチキンだけは食べますね。

――今回『ヨルノマンザイ』で披露したネタは何年前に作ったんですか?

佐々木:これはもう4年前くらいですね。ライブで“旅行”というお題があって、それで作ったネタです。

――このネタも佐々木さんが?

佐々木:完全に僕が作って、町田に説明した感じです。

町田:すごいですよね。日常会話みたいに見えるけど、あれを全部考えてるんだから。

――M-1でもやったことがある?

佐々木:多分その年の3回戦でやりました。まあ落ちたんですけど(笑)。でも、こうして今の形で面白くできてるってことは、当時から面白かった証明にもなるかなと(笑)。

町田:そのころよりも進化してますしね。

――番組の初回が12月3日で、その頃にはM-1の決勝メンバーも発表されている頃です。

町田:4日に発表なんで、本当にすぐですね。

――今年は期待も大きくてプレッシャーもありそうですが?

佐々木:勝負事なんで本当にどうなるかわからないですけど……でも一番面白いやつを決める大会なので、負けるわけにはいかないです。

町田:変に力入っちゃいそうな時は、今日の撮影のこと思い出します(笑)。これぐらい日常会話の方が……かかっちゃうから結局。

佐々木:いやそれだと、さすがに声ちっちゃいんじゃない? M-1でこんなにちっちゃい声で喋ってたらウケない。

町田:いやそれくらいの気持ちでってこと(笑)。逆に今回こんな日常会話みたいな感じで違和感なくできたってことは「いいネタなんだな」と思いましたね。

――最後に、番組の魅力と視聴者へのメッセージをお願いします。

町田:そうですね。やっぱり漫才とは言え、漫才は日常って感じですね。

佐々木:今後も続いてほしいぐらい、すごく漫才師にあった番組だなと思いますね。どの漫才師にもシチュエーションにハマる会話ネタって絶対あるし、みんな出てほしい。面白い芸人がいっぱいいるので、いろんなコンビのを見てみたいです。深夜のコンビニ店員とか、漫画喫茶の夜勤とか、警備員二人とか……そういう設定で喋るの、めっちゃ面白いと思います。

――誰に出てほしいですか?

佐々木:オズワルドさんとか、ミキさんとか、滝音さんとか。いろいろ見たいですね。

町田:ほんと面白そうな企画です。

【編集部MEMO】
エバースは、佐々木隆史(1992年11月6日生まれ、宮城県出身)と町田和樹(1992年4月24日生まれ、神奈川県出身)によるお笑いコンビ。2016年結成。2024年に『NHK新人お笑い大賞』で優勝し、『ABCお笑いグランプリ』、『ツギクル芸人グランプリ』、そして『M-1グランプリ』でも決勝に進出。2025年に『ABCお笑いグランプリ』で優勝した。