歌舞伎俳優の市川團十郎、長女の市川ぼたん(堀越麗禾)、長男の市川新之助(堀越勸玄)が22日、都内で行われた2026年1月新橋演舞場「初春大歌舞伎」取材会に出席した。

  • 左から市川新之助、市川團十郎、市川ぼたん

    左から市川新之助、市川團十郎、市川ぼたん

新橋演舞場では2026年1月3日~27日に「初春大歌舞伎」を昼夜二部制にて開催。夜の部の『春興鏡獅子』では、小姓弥生後に獅子の精に團十郎、胡蝶の精にぼたん、新之助という配役で、親子3人の共演が実現する。

團十郎は『春興鏡獅子』について、「お正月の演目として大事だなと思います。胡蝶という舞踊が9代目市川團十郎が娘の翠扇たちの稽古を見て作り上げた舞踊ですので、一度はぼたんと新之助には胡蝶が体験できる経験をさせなくちゃいけないという義務感がありまして、ギリギリ最後の時期かなと思い、最初で最後の胡蝶を勤められればなと思って設定させていただきました」と説明した。

ぼたんは「父と弟と同じ演目に出させてもらったことはあったんですけど、同じ舞台を踏むという機会が私がすごく小さかった頃以降なかなかなかったので、すごく大事な時間だなと思いますし、最初で最後の経験になるかもしれない胡蝶は、今まで以上に弟ともたくさん稽古をして合わせて素晴らしいものに作り上げられるように頑張っていきたいと思いました」と意気込み。

新之助も「胡蝶はお姉ちゃんと僕が最初で最後になるかもしれないので、それを家族全員でできるということがすごく幸せだなと思っていて、たくさん頑張らないとなと思いました」と同演目への思いを述べた。