三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)船橋は11月8日、テナント・地域の人々、企業等と共創する交流イベント「MFLP船橋プレミアムフェスタ2025」を開催した。豪華ゲストが多数参加したイベントを振り返りつつ、MFLP統括の堀田氏にお話を伺ってみたい。
2022年から毎年開催されている「MFLP船橋プレミアムフェスタ」
千葉県船橋市にある「三井不動産ロジスティクスパーク(以下、MFLP)船橋」は、三井不動産の物流施設および、その付帯施設の総称だ。2016年に「MFLP船橋Ⅰ」が竣工した後、「MFLP船橋Ⅱ」「MFLP船橋Ⅲ」と規模を拡張させており、「ららぽーとTOKYO-BAY」竣工以来の南船橋の開発を支える、三井不動産の街づくり型物流施設として設計されている。
「MFLP船橋プレミアムフェスタ」は2022年以来開催されており、子ども連れを中心に毎年4,000人規模の来場者が訪れる同施設の一大イベントとなっている。
2025年度は11月8日に開催され、ふなっしーファミリーやプロスケーターの高橋大輔氏、元サッカー日本代表の坪井慶介氏のスペシャルステージのほか、地元団体による各種ステージが行われることになり、会場となった「&PARK」には開場前から多くの来場者が詰めかけた。
会場内には、物流施設を利用する企業の出店による「マルシェ」や「ワークショップ」、物流施設ならではの資材を用いた「つくってあそぼ!ダンボールランド」、キッチンカーの出展による「フードコーナー」、船橋のスポーツ団体が主催する「スポーツチャレンジ」など、見どころが盛りだくさん。周辺施設である「ららぽーとTOKYO-BAY」「ららテラスTOKYO-BAY」も連携し、さまざまなイベントが開催された。
物流倉庫の内部が見える館内見学は毎年大人気
物流施設である「MFLP船橋プレミアムフェスタ」ならではのイベントもある。ひとつは、「1日限定!館内見学」だ。イベント中は「MFLP船橋Ⅲ」の自由見学が可能となっており、多くの来場者がその先進設備と雄大な眺望を楽しんだ。人数限定となるが、「&mall/路地スティード東日本」「エル・ロジスティクス」「ジュピターショップチャンネル」「万達旅運」などの見学も実施され、それぞれ希望者が朝から列を形成していた。
また、2025年度からは新たに「MFLP船橋バスツアー」が登場。普段は物流トラックが通る道をバスが回り、倉庫内の様子を見学できるというツアーだ。人間の利用を前提とした施設とは異なり、そのスケール感は圧巻。普段は外から見ることができない物流倉庫の仕事内容を垣間見ることができるという貴重な機会となった。
さすが地元!ふなっしーに押し寄せるファン
開場してまもなくステージで行われた開会式では、まずオープニングアクトとして千葉県船橋市の和太鼓サークル「和狼太鼓」のみなさんがその腕前を披露すると、MFLPを統括する堀田万祐子さんが開催の挨拶のためにステージに立った。
「このイベントは、MFLP船橋を近隣のみなさまに知っていただく、そして感謝の気持ちを伝える場するという目的で始まりました。その後、『ららテラスTOKYO-BAY』や『LaLa arena TOKYO-BAY』など近隣施設も作られていく中で、南船橋を盛り上げるイベントにしていこうと試行錯誤を続けてまいりました。今回は改めて初心に戻り、プログラムを見直しております」(堀田さん)
続いて船橋市副市長の林康夫さんが挨拶し、「和狼太鼓」が演奏を終えると、ステージ前の人口密度が一気に増す。次のステージは「ふなっしーファミリーがやってくる」だ。ふなっしーの地元ということもあり、その熱量は非常に高い。
「ふなっしー」「ふにゃっしー」「ふなごろー」「ブッシャア・アズナブル」「ぺアンヌちゃん」がステージに上がりお馴染みのトークを繰り広げたり、会場内を移動しながら来場者と交流を取ったりすると、そのたびに周囲には人だかりができた。ふなっしーファミリーは閉会前にも再度出演し、来場者に大きな笑顔を届けていた。
次に、船橋市を拠点とするB.LEAGUEのプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」のフライトクルーチアリーダーズ「STAR JETS」がそのパフォーマンスを披露。地元の応援に対する感謝を伝えた。
豪華ゲストが参加するスペシャルステージと高橋大輔氏によるスケート教室
昼食時間を挟み、午後一番のステージはフィギュアスケート界のレジェンド・高橋大輔さんによるトークショーだ。
高橋さんは2023年に引退したあとの生活について、「現役のときはスケート1本で過ごしてたんですけれども、いまは自分でも何をやってるのかわからない状態」と振り返る。また、「犬(ジャック・ラッセル・テリア)を飼いはじめたんですが、めちゃくちゃ元気。体力がすごくて、さすがについていけないですね」と現在の日常を語った。
トークは怪我をしても諦めずにスケートを続けてきた現役時代の話に移り、「『うちの子すぐ諦めちゃうんだよね』という親御さんにアドバイスを」という問いかけに対し、次のように話した。
「自分自身の子ども時代を思い出すと、一生懸命やってなかったことに対しては怒られましたが、結果が出なかったことに対して怒られたことはないんです。それがチャレンジする気持ちだったり、見守ってくれる安心感に繋がって、いろんなことに一歩踏み出せたんじゃないかなと思います。のびのびやらせていただいたおかげで、こんなことになっちゃいましたけど(笑)」(高橋さん)
続いて、千葉県船橋市を中心に活動する社会人ビッグバンド「サウンドストリームジャズオーケストラ」が熱いジャズを演奏。スウィングの効いたサウンドが、昼食後の眠気を吹き飛ばす。その後、元サッカー日本代表の坪井慶介さんによるトークショーもスタートし、サッカーファンの心をわしづかみにした。
イベント中は、プロも公式練習で使用している「三井不動産アイスパーク船橋」が開放され、配布された整理券で自由に滑走を体験することができた。
さらに、初心者の小中学生を対象に、高橋大輔さんによるスケート教室も開催。高橋氏はまだ上手にスケートが滑れない子の視点に立って、自ら子どもたちを支えたり、氷上に転がって転び方を教えたりと、身体を張ってやさしくスケートを教えていた。
MFLP船橋がイベントを通じて伝えたい想い
立て続けに盛りだくさんのイベントやショーが開催され、あっという間に閉会時間を迎えた「MFLP船橋プレミアムフェスタ2025」。最後に、MFLPを統括する堀田万祐子さんとお話しする機会をいただいたので、ご紹介したい。
――まず、本日のイベントを振り返って、所感をいただきたいと思います。
今回で4回目の開催となりますが、リピートしてくださっていると思われる方々もたくさんいらして、地元に定着してきたのかなと感じています。それがすごく嬉しいですね。
――プレミアムフェスタで人気のイベントはなんですか?
一番人気だったのは、毎年実施している館内見学会です。整理券をお配りする運用なのですけれど、昨年もすぐに満員になってしまって、今年からバスツアーを企画しました。ですがこちらも人気で、すぐに整理券がなくなってしまいました。みなさまにご満足いただける量を準備できていないと改めて感じたので、来年もなにかしらの工夫をしたいと思います。
――このイベントを通じて伝えたい想いをお聞かせください。
一貫する想いとしては、やはりこのエリアのコミュニティの一員として、みなさまと交流を図りたいというところがあります。
物流倉庫は外からなにをしているのか見えにくく、地元の方とはどうしても距離ができてしまう施設だと思います。物流業界自体、ネガティブなイメージを持たれがちなんですけれども、イベントを通じて施設内の最新設備などを見ていただいたり、先進的な取り組みに触れていただき、「ここ働きたい」って思われるような施設・業界になるよう、情報発信をしていきたいですね。





















