「Job総研」は、「2025年 上司に関する意識調査」の結果を11月4日に発表した。同調査は2025年10月22日~10月27日の期間、20〜50代の全国の男女385人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • "上司"の性別イメージ

    "上司"の性別イメージ

"上司"と聞いて最初に思い浮かぶ性別を聞くと、「男性を想起する派」が69.6%で過半数を占め、次いで「性別を気にしなかった」(25.2%)、「女性を想起する派」(5.2%)となった。

「男性を想起する派」の男女別では、男性が76.3%、女性が55.5%となり、「性別を意識しなかった派」は、女性が38.1%で多数となった。

また、普段上司の性別を意識することがあるかを聞くと、「意識する派」が41.8%となり、内訳は「よく意識する」(5.2%)、「意識する」(10.1%)、「どちらかといえば意識する」(26.5%)となった。「上司の性別を意識する派」の男女別では、女性が43.7%、男性が41.5%となった。

  • 上司の性別によって組織は変わるか

    上司の性別によって組織は変わるか

上司の性別によって組織は変わるか尋ねたところ、「変わると思う派」が71.9%と過半数を占め、内訳は「とても変わると思う」が12.7%、「変わると思う」が27.5%、「どちらかといえば変わると思う」が31.7%となった。

「変わると思う派」の男女別では、女性が74.5%、男性が71.4%となった。

  • 上司の性別によって変わる組織内の項目

    上司の性別によって変わる組織内の項目

上司の性別によって組織が変わると回答した277人にその項目を聞くと、「コミュニケーションの丁寧さ」が37.2%で最多となり、次いで「感情の出し方」が32.9%、「発言のしやすさ」が32.5%となった。

男性側の意見では、「コミュニケーションの丁寧さ」が23.3%で最多となり、次いで「職場の心理的安全性」が19.3%、「発言のしやすさ」が18.1%となった。

女性側の意見では、「感情の出し方」「発言のしやすさ」が37.3%で最多となり、次いで「コミュニケーションの丁寧さ」が35.3%、「仕事のやり方・方針」が30.9%となった。