グラフィコが展開する酸素系漂白剤「オキシクリーン」は10月20日、「子どものおさがりについての意識調査」の結果を発表した。同調査は9月26日~28日、20代~40代の母親525人を対象に、インターネットで実施した。

  • サイズアウトした服はどうしていますか

    サイズアウトした服はどうしていますか

サイズアウトした服について聞くと、「あげる」(66.1%)が最も多かった。「売る」(35.2%)、「捨てる」(34.7%)も約3分の1を占めている。

おさがりを「あげる前」と「売る前」のケアを比較したところ、「洗濯機で洗う」「毛玉を取る」「ネームタグを外す」など、すべてにおいて「売る前」の方が実施率が高かった。特に「洗濯機で洗う」では、売る前(70.3%)が、あげる前(51.0%)を大きく上回っている。

おさがりを売る前にキレイにする理由を尋ねると、「早く売れる」(61.8%)、「高く売れる」(45.3%)に加え、「買う人に気持ちよく使ってもらいたい」「マナー」といった"見えない相手への気づかいが感じられる回答が多かった。一方、親戚や友人にあげる場合はケアが甘くなる「温度差」があることがわかった。

  • サイズアウトした服のケア

    サイズアウトした服のケア

おさがりをもらって「困った経験がある」人は63.3%だった。具体的には、「タバコ臭い」「洗っても取れないシミ」といったもののほか、「時代遅れ」「好みが合わない」「お返しに困る」も多かった。

  • おさがりをもらって「困った経験」がありますか

    おさがりをもらって「困った経験」がありますか

子どものおさがりのやりとりで、「マウント」を感じたことがある割合は34.7%だった。特にマウントを感じやすい関係としては、「親戚」(51.5%)、「友人」(48.8%)、「ママ友」(44.5%)が多い。

  • 子どものおさがりのやりとりで、「マウント」を感じたことがありますか

    子どものおさがりのやりとりで、「マウント」を感じたことがありますか

マウントの内容で多かったものは、「自分の子どもの成長や体型と比較された」「デザインやセンスを押し付けられた」(各35.2%)などが多かった。あげる側の何気ない一言や行動が、相手にプレッシャーとして伝わってしまうことがわかった。

  • 「おさがりマウント」の内容

    「おさがりマウント」の内容