イカロス出版は、南海電鉄の1980~1990年代に焦点を当てた書籍『南海電鉄 1980-1999』(B5判128ページ、2,420円)を10月21日に発売した。創業140年を迎える南海電鉄の「変化の時代」を多角的にまとめた1冊となっている。
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1980~1990年代に活躍した車両について、各形式別に詳細に解説
前身となる阪堺鉄道の開業から数えて今年12月で創業140年となる南海電鉄にとって、1980~1990年代は関西国際空港の開港や車体色の変更など、近年で最も変化が多かった年代といえる。『南海電鉄 1980-1999』では、その約20年間に焦点を当て、同時代に活躍した車両や沿線風景、他社に譲渡された車両など、豊富な写真とともに紹介している。
電車だけでなく、1980年代に活躍した電気機関車や貨車、泉北高速鉄道(現・南海泉北線)の車両についても取り上げる。「サザン」「こうや」など愛称付き列車については、その歴史を戦前からひもとく。かつて深日港駅まで運行されていた「淡路号」の系譜も解説するほか、復元塗装編成登場の舞台裏にも迫る。
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愛称付き列車の歴史もまとめた
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かつて存在した南海線沿線の施設も紹介
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『南海電鉄 1980-1999』表紙イメージ
その他、大阪球場、さやま遊園、みさき公園などのかつて存在した沿線施設や、開業当時の「なんばCITY」、発展途上にあった泉北ニュータウンの風景も取り上げており、沿線の記憶を鮮やかに蘇らせる構成としている。