
「2025年プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月23日に行われる。ドラフト会議はチーム編成を強固にする上で重要な役割を果たし、その戦略は来季以降の戦力に大きな影響を与えることになる。そこで今回は、横浜DeNAベイスターズが獲得を狙いたい今秋のドラフト候補を紹介したい。
島田舜也(しまだしゅんや)
[caption id="attachment_233505" align="aligncenter" width="530"] 東洋大の島田舜也(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/93kg
・生年月日:2003年4月30日
・経歴:木更津総合高‐東洋大
アマチュア球界屈指の剛速球を投じる島田舜也。速球派の先発右腕が手薄な横浜DeNAベイスターズにとっては、狙い目となり得る選手だ。
木更津総合高では、3年夏の千葉県大会で準優勝に貢献。東洋大では1年秋からリーグ戦に登板した。
東都2部リーグに在籍した3年秋は、8試合(42回)を投げ、5勝1敗、33奪三振、防御率0.64と傑出した数字をマーク。1部昇格の立役者となった。
東都1部リーグに舞台を移した今春も、7試合(39回1/3)を投じて4勝2敗、防御率2.52の好成績を残した。
今夏には、日米大学野球の日本代表に選出されていたが、右肘のコンディション不良のため出場辞退。それでも、すでに実戦復帰を果たしており、リーグ戦でも先発登板を重ねている。
最速155キロのストレートを軸にカーブやフォークなど多彩な球種を操る本格派右腕。先発陣の強化に、うってつけの逸材だ。
谷端将伍(たにはたしょうご)
[caption id="attachment_234516" align="aligncenter" width="530"] 日本大の谷端将伍(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/80kg
・生年月日:2004年3月17日
・経歴:星稜高‐日本大
勝負強い打撃が光る強打の内野手として、ドラフト上位候補に名前が挙がる谷端将伍。内野の層を厚くしたい横浜DeNAベイスターズに、マッチした選手と言える。
日本大では1年春からリーグ戦に出場し、2年秋から三塁のレギュラーに定着。3年春には打率.327(49打数16安打)、4本塁打、7打点の活躍を見せた。
同秋は打率.417(36打数15安打)と傑出した数字を収め、ハイレベルな投手が集う東都リーグで2季連続の首位打者に輝いた。
しかし、4年春は打率1割台と打撃不振に陥り、チームも2部リーグに降格した。それでも、今夏に開催された日米大学野球では日本代表に召集。第4戦では、「6番・左翼」でスタメン起用され、4打数3安打3打点と結果を残した。
チームでは二塁や三塁など、内野での出場が主戦場となっている谷端。DeNAはベテラン・宮﨑敏郎の後釜が補強ポイントとなっており、獲得を狙いたい存在だ。
松下歩叶(まつしたあゆと)
[caption id="attachment_233497" align="aligncenter" width="530"] 法政大の松下歩叶(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/85kg
・生年月日:2003年4月14日
・経歴:桐蔭学園高‐法政大
世代トップクラスのスラッガーとして、高い評価を得ている松下歩叶。ドラフト1位候補に名前が挙がる選手の1人だ。
桐蔭学園高時代は遊撃手として活躍し、法政大では2年秋に二塁のレギュラーに定着。3年時に三塁へコンバートすると、同秋は打率.352(54打数19安打)、5本塁打、13打点の好成績を残した。
今春のリーグ戦でも打率3割超をマークするなど、安定したパフォーマンスを発揮した。
さらに、今夏の日米大学野球では日本代表の主将を任され、打率.318(22打数7安打)、1本塁打、5打点の活躍で大会MVPを受賞。
大学3年以降は三塁を主戦場としているが、二塁や遊撃を守った経験を持ち、内野守備にも定評がある。
DeNAは、宮﨑敏郎の後釜候補の獲得が急務の状況。地元出身のスラッガーは補強ポイントに合致しており、獲得を狙いたい存在だろう。
冨重英二郎(とみしげえいじろう)
・投打:左投左打
・身長/体重:178cm/78kg
・生年月日:2001年6月1日
・経歴:東海大相模高‐国際武道大‐バイタルネット‐BCリーグ・神奈川
独立リーグに彗星の如く現れ、ドラフト戦線に浮上した冨重英二郎。最速151キロの本格派左腕として注目を集めている。
東海大相模高、国際武道大時代は控え投手に甘んじ、目立つ実績を残せなかった富重。大学卒業後は社会人・バイタルネットに進んだが、1年で退社し、2025年から独立リーグ・神奈川フューチャードリームスに加入した。
すると、自己最速を更新する151キロを計測するなど急成長。BCリーグでは10試合(53回2/3)を投げ、3勝2敗、64奪三振、防御率2.01の好成績を収め、最優秀防御率に輝いた。
さらに、NPB球団との交流戦でも好投を見せるなど、プロ入りに向けてアピールを見せている。
横浜DeNAベイスターズは、昨年のドラフト会議で金丸夢斗(現;中日)を入札するも、抽選を外して右腕・竹田祐をドラフト1位で獲得。
2位以降も篠木健太郎など、右投手の支配下指名が続いており、今年は左投手を獲得したいところ。地元出身の左腕に、白羽の矢が立つ可能性もありそうだ。
竹丸和幸(たけまるかずゆき)
[caption id="attachment_233504" align="aligncenter" width="530"] 鷺宮製作所の竹丸和幸(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:左投左打
・身長/体重:178cm/69kg
・生年月日:2002年2月26日
・経歴:崇徳高‐城西大‐鷺宮製作所
社会人No.1投手との呼び声が高い竹丸和幸。横浜DeNAベイスターズにマッチした存在だ。
城西大時代には、2年春からリーグ戦に登板。首都1部リーグに昇格した4年秋は9試合の登板で3勝1敗、防御率1.52の活躍を見せた。
鷺宮製作所では入社1年目の秋から先発投手として起用されると、2年目を迎えた今季は、チームのエースへと成長。
都市対抗では初戦のTDK戦で6回8奪三振1失点の好投を披露。日本生命戦は初回に3点本塁打を浴びたが、以降は5回まで無失点に抑え、先発の役割を全う。瞬く間にドラフト1位候補へ浮上した。
DeNAはアンドレ・ジャクソン、アンソニー・ケイ、トレバー・バウアーといった外国人投手が先発ローテーションの中心。助っ人選手は契約も流動的となることが多く、流失に備えて先発投手の育成が急務といえる。
また、昨年は金丸夢斗(現:中日)の獲得を逃しているだけに、今年のドラフトでは、先発左腕の獲得を狙いたいところだ。
エドポロ・ケイン
[caption id="attachment_235004" align="aligncenter" width="530"] 大阪学院大のエドポロ・ケイン(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・身長/体重:190cm/101kg
・生年月日:2003年7月2日
・経歴:日本航空高‐大阪学院大
恵まれた体格と類稀な身体能力を誇る外野手として注目を集めているエドポロ・ケイン。横浜DeNAベイスターズにとって、獲得を狙いたい選手の1人だ。
ナイジェリア出身の父と韓国出身の母を持つエドポロ。日本航空高時代では、3年夏の甲子園に出場。卒業時にプロ志望届を提出するも指名漏れとなり、大阪学院大に進んだ。
進学後は、1年秋から中堅のレギュラーに定着し、3年春には打率.302(43打数13安打)、3本塁打、8打点の好成績をマーク。
今春は左有鈎骨を骨折し、離脱を強いられたが、実戦復帰した今秋は、場外本塁打を放つなど猛アピールを見せている。
傑出したパワーだけでなく、俊足・強肩と抜群の身体能力を誇る。DeNAでは蝦名達夫が台頭を見せているものの、右打ちの外野手が手薄な状況。エドポロの指名も選択肢の1つとなりそうだ。
【了】