
2025年のレギュラーシーズンが終了したプロ野球。11日からはポストシーズンが開幕する。今季も思うような成績が残せなかった選手もいる中、来季のブレイクを期待させるプレーを見せた選手も多くいた。そこで今回は、来季以降のレギュラー定着が期待される中日ドラゴンズの選手を紹介したい。
ブライト健太
[caption id="attachment_234440" align="aligncenter" width="530"] 中日ドラゴンズのブライト健太(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/92kg
・生年月日:1999年5月7日
・経歴:葛飾野高 - 上武大
・ドラフト:2021年ドラフト1位(中日)
キャリアハイの出場機会を得たブライト健太は、来季こそレギュラー定着が望まれる選手だ。
上武大では4年時にブレイクを果たし、春のリーグ戦でMVPを受賞。大学選手権での活躍も評価され、2021年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団した。
ルーキーイヤーは一軍出場なしに終わったが、翌2023年に一軍デビュー。昨季は代打起用が中心だったが、2本のアーチを描くなど、持ち味を発揮した。
今季はシーズンのほとんどを一軍で過ごし、キャリアハイの83試合に出場。打率.259、3本塁打、20打点の成績を残した。
2025年は飛躍の兆しを見せたブライト。来季はスタメン定着、さらには主軸を担う打者となりたいところだ。
森駿太
[caption id="attachment_234441" align="aligncenter" width="530"] 中日ドラゴンズの森駿太(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投左打
・身長/体重:188cm/93kg
・生年月日:2006年12月25日
・経歴:桐光学園高
・ドラフト:2024年ドラフト3位(中日)
高卒1年目のシーズンを終えた森駿太。いきなり将来を期待させるバッティングを見せた。
桐光学園高では、1年秋からレギュラーを獲得。3年時にはキャプテンも務めた。甲子園出場はならなかったが、高校通算48本塁打と抜群の実績を残した。
2024年ドラフト3位で中日に入団し、4月からファームの試合に出場し。ただ、初ヒットを記録するまでに期間を要し、その後も低打率の状態が続いていた。
それでも9月以降にホームランを量産すると、シーズン最終盤に一軍デビューが実現。計4安打をマークし、貴重な経験を積んだ。
高卒1年目ながらファームで9本塁打の成績を収め、持ち前の長打力を発揮した森。今シーズンの経験を活かし、早い段階でレギュラー争いに食い込みたいところだ。
石橋康太
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/95kg
・生年月日:2000年12月7日
・経歴:関東第一高
・ドラフト:2018年ドラフト4位(中日)
ファームでは昨季以上の働きを見せた石橋康太。同学年の石伊雄太が台頭した中、一軍での活躍が求められている。
関東第一高時代には、強肩強打の捕手として知られた石橋。中日ドラゴンズからドラフト4位指名を受け、プロ入りを果たした。
ルーキーイヤーから一軍で12試合に出場するなど高い能力を示すと、2023年には39試合の出場で打率.257、2本塁打を放つなど、順調なステップアップを見せた。
しかし、昨季はわずか11試合の出場にとどまると、今季はファームで44試合出場、打率.305をマークするも、一軍では存在感を示せなかった。
チームは不動の正捕手が不在だが、同学年のドラフト4位ルーキー・石伊が積極的に起用された。来季は持ち前の打撃を活かし、スタメンマスクの座を勝ち取りたい。
尾田剛樹
・投打:左投左打
・身長/体重:175cm/75kg
・生年月日:2000年8月3日
・経歴:高野山高 - 大阪観光大 - BC・栃木
・ドラフト:2023年育成選手ドラフト3位(中日)
いまだ一軍でのヒットがなく、今季は守備・走塁面でのミスが目立ってしまった尾田剛樹。ただ、ファームでの成績を考慮すると、レギュラー獲得を期待したい選手だ。
高野山高、大阪観光大を経て、独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団。初年度から打率.292、32盗塁をマークする活躍を見せ、2023年育成選手ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団した。
ルーキーイヤーは、開幕前に早くも支配下契約を奪取。代走や守備固めなどで65試合に出場した。一方で11打数ノーヒット、盗塁成功数を失敗数が上回るなど課題も浮き彫りとなった。
今季はファームで89試合出場、打率.308、25盗塁の好成績。一方で、一軍のゲームでは代走起用での牽制死や、守備固めでの起用で失策を喫するなど悔しい結果に。
来季はプレーの確実性を高め、外野のレギュラー争いに加わりたい。
辻本倫太郎
・投打:右投右打
・身長/体重:168cm/73kg
・生年月日:2001年8月11日
・経歴:北海高 - 仙台大
・ドラフト:2023年ドラフト3位(中日)
一軍では打撃面で苦しんでいる辻本倫太郎。一方で、今季はファームで100打席以上に立ち、打率3割超えの成績を収めた。
仙台大では、2年時からショートのレギュラーを獲得し、大学日本代表にも選出。走攻守兼ね備えた内野手と評価され、ドラフト3位で中日ドラゴンズから指名を受けた。
ルーキーイヤーの昨季は、高橋周平の故障離脱に伴い4月に一軍昇格。ただ、最終的には13試合出場、打率.167でシーズンを終えた。
今季はオープン戦で苦しんだ一方、開幕後はファームで打撃好調を維持。一軍昇格を掴み取ったが、シーズンを通して昇格と降格を繰り返した。一軍では出場機会を増やしたものの、打率.132と数字を落とす結果となった。
一方で、ファームでは36試合の出場ながら、打率.314、3本塁打、6盗塁をマーク。ポテンシャルは十分なだけに、一軍での飛躍が望まれる。
濱将乃介
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/83kg
・生年月日:2000年5月3日
・経歴:東海大甲府高 - 四国・高知 - 日本海・福井
・ドラフト:2022年ドラフト5位(中日)
入団3年目の今季、待望の一軍デビューを飾った濱将乃介。来季は結果が求められる1年となる。
東海大甲府高では投手としても活躍していたが、3年時から野手に専念。その後、プロ志望届を提出するも指名漏れとなり、最短でのNPB入りを目指して独立リーグの高知ファイティングドッグスに入団した。
そして、福井ネクサスエレファンツでのプレーを経て、中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーはファームでの打率が.205に終わり、三振数の多さも課題に上がった。
ただ、昨季はファーム打率.250、14盗塁をマーク。成績を向上させ、今季の飛躍が期待されていた。
今季も開幕二軍スタートとなったが、5月に一軍昇格を果たし、プロ初安打初打点を記録。来季はレギュラー奪取を目指す上で、勝負のシーズンとなるはずだ。
【了】