アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(アメックス)が今年7月、羽田空港第3ターミナル4Fにカード会員専用ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」をオープンした。10月10日からはミシュラン一つ星掲載、日本料理の名店「赤坂 おぎ乃」シェフ・荻野聡士氏監修による特別メニューが順次提供開始される。報道向けに開催されたお披露目の場でひと足先にいただいてきた。
アメックス「センチュリオン・ラウンジ」とは?
センチュリオン・ラウンジは、空港で出発までのひとときをゆっくりと過ごすためのアメックスのカード会員専用の空港ラウンジ。「プラチナ・カード」「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・コーポレート・カード」「センチュリオン・カード」のカード会員が利用できる。
同ラウンジは、アメックスのこだわりがつまった、サービスを象徴するような場所でもある。現在世界の30カ所にあり、それぞれが地元産の食材や土地ごとの食文化にこだわった一流シェフによる特別な料理を提供しているという。
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「センチュリオン・ラウンジ」は、アメックスのこだわりを詰め込んだカード会員専用の空港ラウンジ。写真は7月開業時の発表会で解説するアメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.日本代表/社長の須藤靖洋氏
羽田空港のセンチュリオン・ラウンジでも、ライブキッチンで職人が握るお寿司をはじめ、こだわりのつまった色とりどりの料理がビュッフェスタイルで提供されている。
あの「赤坂 おぎ乃」監修の日本料理を提供開始へ
そのビュッフェのラインナップに、より食事を楽しんでもらえるようにと「赤坂 おぎ乃」の荻野シェフ監修の新メニューが加わる。赤坂 おぎ乃といえば、『ミシュランガイド東京2021』『ミシュランガイド東京2022』日本料理部門において一つ星を獲得している名店。人気の高さから予約困難な店としても知られている。
荻野シェフは、自身が手掛ける「赤坂 おぎ乃」をはじめ、数々の日本料理の名店で腕を振るってきた、日本を代表する料理人。空港ラウンジの料理を監修するのは今回が初めて。監修のきっかけは、アメックスが展開する名店の予約サービス「KIWAMI Dining」で「赤坂 おぎ乃」が紹介されていることが縁だったという。
四季折々の旬を生かした伝統的な日本料理を得意とする荻野シェフ。「日本の大事な香りや文化をお料理にのせて、日本の四季を感じていただけるようなお料理を出していきたい。羽田空港のセンチュリオン・ラウンジに行けば四季折々の風情ある美味しい日本料理が食べられる、そんな提案をこれからもしていきたいと思います」と語った。
秋の特別メニューでは、八寸、和え物、酢の物、御飯物、スイーツなど、「赤坂 おぎ乃」でも提供される定番料理をラウンジ提供用にアレンジした8品と、「センチュリオン・ラウンジ」専用のメニュー6品の全14品を順次提供する。
京都名物の湯葉を使った「湯葉冷水」、燻製醤油で一皿のお料理に仕立てた「鮪の黄身醤油掛け」、山椒香る「鴨ロースと九条ネギ浸し」。
口溶けの良さとシャリとの相性に優れた松阪牛を使用した「松阪牛ロース煮寿司」。
鮭におかき粉をまぶしてカリッと揚げ旨味を凝縮し、きのこをふんだんに使った餡をかけた「揚げ鮭の九条ネギ餡掛け」。
ヴィーガンの人にもうれしい大豆ミートを使った「小芋の炊き込みご飯」は、大葉の爽やかな風味とごまの香ばしさがアクセントに。
デザートは、煮出したほうじ茶特有のほろ苦さが大人の味わいを演出する「ほうじ茶プリン」。そしてひと口目から抹茶の美味しさを感じられる「ブランマンジェ抹茶ソース」。
このほか秋の特別メニューには、「小松菜占地仙台麩浸し」「冷奴きのこ肉味噌あんかけ」「さわらの南蛮漬け」「もずくトマト」「豚肉と茄子の茸胡麻味噌炒め」「松阪牛ロース煮」が用意されている。
出発前に、もうひと旅。旅立つ人も帰る人も、忘れられない日本の思い出ができそうだ。






















