第一三共ヘルスケアは10月2日、「Z世代セルフケア白書2025」を発表した。同調査は、2025年9月5日〜10日の間、全国の15~59歳までの男女1,043人を対象に、インターネットで実施したもの。

  • セルフケア認知度

    セルフケア認知度

はじめに、セルフケアの認知度を調べたところ、Z世代が75.1%、ミドル世代が77.3%といずれも7割以上と高く、大きな差は見られない結果に。

  • セルフケアの実践度

    セルフケアの実践度

一方、セルフケアの実践度では、Z世代の半数以上(52.4%)、ミドル世代の約4割(44.9%)が「セルフケアを実践できている」と回答し、Z世代がミドル世代を7.5ポイント上回り、セルフケアへの関心がやや高い傾向があることがわかったという。

  • セルフケアが実践できていない理由

    セルフケアが実践できていない理由

セルフケアを実践できていない人に対し、その理由を尋ねたところ、「何をすればいいか分からない」が約4割(38.6%)で最多であった。これはZ世代・ミドル世代ともに共通しており、ヘルスリテラシーの不足が課題であることがわかったという。

同社によると「セルフケアを知ってはいるものの、心身を守る行動として生活に取り入れられていない層がいると考えられる」としている。

  • 健康に対する情報取得経験

    健康に対する情報取得経験

次に、からだやこころの不安や悩みについて調べた経験を尋ねると、約7割が「自分から意識して調べることがある」または「気になる情報に触れたら、読んだり視聴することがある」と回答した。

  • 健康やセルフケア情報入手経路

    健康やセルフケア情報入手経路

情報源については、いずれの世代も「テレビ・新聞・雑誌などのメディア」「検索エンジン」が上位2位を占めた。一方で、3位以降には世代差が見られた。とくに特徴的なのは、Z世代の3位に「SNS」(38.4%)がランクインしている点である。これはミドル世代(16.4%)の約2倍にあたり、情報収集におけるSNS活用の高さが際立っていたという。

一方で、ミドル世代は「企業のウェブサイト」(26.0%)や「医療機関」(23.9%)を選んでおり、世代ごとに参考にする情報源の違いが明らかに。

  • 信頼して利用することがある健康やセルフケアに関する情報

    信頼して利用することがある健康やセルフケアに関する情報

からだやこころの不安や悩みに関して「信頼している情報源」について尋ねたところ、いずれの世代も「医療従事者など専門家の記事や動画」がもっとも多く、Z世代が34.1%、ミドル世代が40.7%となった。一方で、SNS関連の情報に着目すると、ミドル世代に比べ、Z世代の信頼度が高い傾向が明らかになったという。

  • 健康やセルフケアに関する誤情報の接触経験

    健康やセルフケアに関する誤情報の接触経験

ネットニュースやSNSで、健康やセルフケア情報について誤った情報に接した経験があるかを聞くと、全体の約3割が「ある」と回答した。また、誤情報に接触した人の中には、実際に健康被害などの不具合を経験した人も一定数存在し、とくにZ世代がその割合がやや高い結果に。

  • 推し活のからだやこころへの影響

    推し活のからだやこころへの影響

また、推し活をしているかを聞いたところ、Z世代の約6割、ミドル世代でも約3割が「推し活をしている」と回答した。推し活」は若年層を中心に広く定着していることがわかったという。からだやこころへの影響としてもっとも多かったのは「元気が出る」で6割を超えた。次いで「ストレスが軽減される」が半数以上を占める結果に。

  • 推し活のセルフケア効果

    推し活のセルフケア効果

さらに、推し活はセルフケアにつながっていると思うかを尋ねると、約9割が「はい」と回答。世代に関わらず、推し活をしている人の多くがセルフケア効果を実感していることがわかったという。