さまざまなことを共有するのが夫婦ですが、だからといってすべてをさらけ出す必要はありません。配偶者には絶対言えないけれど、実はひっそりと続けている“秘密の習慣”を持つ人も多いのではないでしょうか。今回はそんな「配偶者に内緒で続けていること」をマイナビニュース会員に聞いてみました。かわいい隠し事からバレたら離婚確定!? な隠し事まで、多様な回答が集まったので、ぜひリアルな声を覗いてみてください。

配偶者に内緒で続けていることがある人はどれくらい?

  • 配偶者に内緒で続けていることがある人はどれくらい?

マイナビニュース会員に、「配偶者に内緒で続けていることがありますか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

ある…51.3%
ない…48.7%

半数以上の人が「ある」と答えています。やはり多くの人が配偶者に隠れて続けていることがあるようです。

配偶者に内緒で続けていることとは

  • 配偶者に内緒で続けていることとは

では、いったいどんな隠し事をしているのでしょうか? ここからは、アンケートに寄せられた回答を紹介していきます。

一番多かったのは「お金」にまつわる隠し事

「結婚した時から毎月へそくりしており、15年以上バレずに継続している」(45歳男性)
「へそくりが200万ほどあるが言っていない」(42歳男性)
「投資信託に貯金のほとんどぶち込んでます」(43歳男性)
「投資なんてできないと言っているが、実は昔から投資をしている」(39歳女性)
「株やニーサ、ビットコインなどの投資を行っている」(41歳男性)
「ポイ活をしてポイントを貯めていることは内緒にしています」(44歳男性)
「株式投資をしていて確定利益の金額を内緒にしています」(43歳男性)
「Xで懸賞している。当たったら内緒のお小遣い」(46歳男性)

最も多く寄せられたのは、お金に関する隠し事でした。家計を共有していても、自分だけのへそくりや投資をこっそり続ける人は多くいるようです。その背景には「自分で自由に使えるお金がほしい」という欲求のほか、「もしものときに備えたい」という思いもあるのかもしれません。とはいえ投資などはマイナスになる恐れもあるので、リスクが高い隠し事と言えるでしょう。

趣味や娯楽をこっそり楽しむ人も多数

「アイドルの推し活を地味にやってまーす」(49歳女性)
「隠れてゲームに課金をしている」(45歳男性)
「食べ歩きを一人で楽しむ」(46歳男性)
「自分の自動車やオートバイをばれない範囲でドレスアップしています」(37歳男性)
「美容医療にずっと通っている」(49歳男性)
「一人で外食にいくこと」(48歳男性)
「韓国語の勉強をしていること。絶対に茶化してくるので黙っています」(36歳女性)
「趣味の買い物を内緒でずっとしている」(48歳男性)
「競馬場に行っていること。残業してるとみせかけて地方競馬に行くことがある」(44歳男性)
「カラオケボックスにストレス解消のために一人で行っている」(48歳男性)

次に多かったのが推し活やゲーム課金など、趣味や娯楽に関すること。自分にとっては大切な楽しみが、相手にはただの無駄遣いに見えるかもしれないと思うと、秘密にせざるをえないのでしょう。夫婦で趣味を共有できたらいいですが、現実はなかなか難しいようです。

日常にささいな隠し事が潜んでいることも

「ダイエットすると言いつつお菓子を食べてしまう」(35歳女性)
「風呂に入る時にシャワーを流しっぱなしして贅沢している」(41歳女性)
「洗濯物を分けていることです。結婚当初は一緒に洗っていましたが、今は自分のものと主人のものと分けて洗っていることを主人には言っていません」(43歳女性)
「1人でおいしい牛乳をのむこと」(41歳女性)
「休み前しかお酒を飲まないことにしているが、実はそれ以外の日にもこっそり飲んでいます」(45歳男性)
「早く帰れるが、わざと残業している」(48歳男性)

何気ない日常生活に潜む小さな秘密もたくさんありました。内緒で何かを食べたり飲んだりするのは可愛らしい隠し事ですが、こうした隠し事は深刻さがない一方でバレてしまった場合に「なんで隠すの?」と突っ込まれると気まずいものです。一見無害に見えても、相手が心の距離を感じ悲しく思ってしまう可能性もあるので、バレないように注意しましょう。

性欲を解消するための隠し事もちらほら

「こっそりAVを買っている」(36歳男性)
「隠れてAVをみることがある」(35歳男性)
「エロアニメやエロ漫画が好きでよく見ている」(48歳男性)
「エッチな動画や本をしこたまスマホに蓄えている」(41歳男性)

性欲の解消に関する隠し事も一定数寄せられました。夫婦生活では性欲の波が合わないことも多いですが、こうした“すれ違い”はデリケートな問題。こっそり自分で処理するのは関係を良好に保つための現実的な対応策として必要不可欠ともいえそうです。

関係を揺るがす深刻な隠し事も

「出会い系で会った女と色々なことをする」(38歳男性)
「元カノと未だに会っていてセフレ状態」(41歳男性)
「風俗でお気に入りの子に会ってる」(43歳男性)
「常に彼氏を確保している」(46歳女性)
「カフェで出会いがあり通い詰めている」(31歳男性)

回答のなかには、浮気などの夫婦関係を揺るがす深刻なものも。同じ性欲を解消するためでも自分だけで処理するのと相手がいるのとでは大違い。もし発覚したら修羅場は避けられません。体の関係がないものを浮気と判断するかどうかは人それぞれですが、それでも裏切られたという気持ちにはなってしまうでしょう。夫婦において秘密を持つこと自体は自然なことですが、このレベルの隠し事は夫婦間だけでなく周りまで巻き込んだ大きな問題に発展する恐れもあるため、注意しなければなりません。

まとめ

  • まとめ

いかがでしたか? 配偶者への隠し事は人それぞれですが、今回のアンケートでは「お金」や「趣味・娯楽」に関するものが特に目立ち、なかには夫婦関係を揺るがす深刻な隠し事もありました。夫婦であっても、相手に言いにくいことがあるのは当然です。しかし、秘密にしておくと万が一バレてしまったときに不信感が芽生えてしまうリスクもあります。理解してもらえる可能性がある内容ならば、素直に打ち明けてしまったほうがいいのかもしれません。

調査時期: 2025年8月29日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート