東武トップツアーズは10日、室蘭本線での「さようならSL」運行から50年を迎えることを記念し、特別企画「さようならSL50年記念・室蘭本線キハ40特別貸切列車ツアー」を11月2日に実施すると発表した。
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キハ40形の特別貸切列車が室蘭本線を走行する
室蘭本線では、1975年に蒸気機関車C57形135号機が「さようならSL」のプレートを掲げ、SL列車として国内最後の定期旅客運行を行った。「さようならSL」運行から50年の節目となることを受け、特別企画としてツアーを開催。当日は、特別列車「さようならSL50年号」で苫小牧駅から追分駅まで移動する。
追分駅到着後、「あびらD51ステーション」を訪問し、D51形やキハ183系の非公開エリアを見学できる特別解説ツアーに参加。続いて新夕張駅まで移動し、鹿ノ谷駅跡や橋梁跡など夕張鉄道の廃線跡をめぐるバスツアーに参加する。夕張市石炭博物館も訪ね、館長による解説付きツアーで炭鉱都市としての歩みを学ぶ。その後、新夕張駅からキハ40形による特別列車「準急夕張号」に乗り、苫小牧駅に戻る。
行程の途中で沿線特産品や限定グッズの車内販売も予定されている。参加者には特別ヘッドマーク缶バッジとA型硬券乗車証明書を進呈。東武トップツアーズの専用申込みフォームで申込みを受け付けている。