京浜急行電鉄は1日、京急本線の泉岳寺駅から新馬場駅までの区間を道路と鉄道の連続的な立体交差とする事業において、新たに整備する北品川駅の駅舎デザイン案を作成・公開するとともに、9月30日まで一般からの意見を募集すると発表した。

  • 北品川駅の駅舎デザイン案。海側(旧東海道側)

    北品川駅の駅舎デザイン案。海側(旧東海道側)

新たに整備する北品川駅は、「まちとまち、人と人とをつなぐ駅。」を施設コンセプトとしている。連立事業により線路が高架化されることで、地上レベルにおいて東西の道路や街並み、人々の往来がつながり、新たな空間を創出するとのこと。こうした変化を踏まえ、今回の事業で「まちに溶け込むデザイン」をテーマに掲げている。

あわせて地域の人々との意見交換も行い、「京急が走る景色 : 旧東海道に沿って走る京急の景色を残したい」「品川宿の玄関口 : 近代的な品川駅から旧東海道の雰囲気に変わっていく、港区と品川区の区境であり玄関口」「周辺との調和 : 周辺開発とも調和しつつ、旧東海道のしつらえを残した宿場町に相応しい駅舎」「日本文化の発信 : 旧東海道をはじめとする日本文化を外国人が感じられる駅にしたい」「未来への伝承 : 旧東海道品川宿の歴史・文化を未来へと伝承したい」といった声が寄せられたという。

  • 北品川駅の駅舎デザイン案。山側(国道15号側)

    北品川駅の駅舎デザイン案。山側(国道15号側)

北品川駅の駅舎デザイン案に関して、「旧東海道の街並みと整合した駅舎」とされ、「海側(旧東海道側)」「山側(国道15号側)」ともに一部で吉祥文様の「青海波」を表現したほか、「格子高窓」「壁面の分節」「軒のつながり」なども取り入れた。この駅舎デザイン案に対する意見・感想を一般から募集する。応募方法や応募先は京急電鉄のサイト内「北品川駅 駅舎デザイン(案)ご意見募集」ページから確認できる。