年を追うにつれ、「若々しい人」「年より老けて見える人」の差が開いてくる。これには遺伝以外にも、日々の習慣も関わってくるという。

老化物質「AGE(終末糖化産物)」研究の第一人者であり、糖尿病専門医の牧田善二氏による新刊『脳と体が老けない人の食べ方』(新星出版社)が、8月28日に発売された。

本書は、食事や食べ方によって体だけでなく脳の老化も防ぐ方法を解説した一冊。キーワードとなるのは「糖化(AGE化)」で、糖質を摂り過ぎると体や脳の老化が進むと指摘している。現代日本人は糖質を過剰に摂取している傾向があり、AGEの増加が体の老化やアルツハイマー病の要因になるという。

  • AGAをためない食べ方として「調理法に気をつける/高温で長時間調理するとAGE量が増えます。炒めるより茹でるほうが低温なのでAGEを抑えられます」などの情報が紹介されている

    AGAをためない食べ方として「調理法に気をつける/高温で長時間調理するとAGE量が増えます。炒めるより茹でるほうが低温なのでAGEを抑えられます」などの情報が紹介されている

著者は、「主食は不要」「糖質はゼロでもよい」「アルコールは毎日飲んでも問題ない」といった、従来の常識を覆す食習慣を提示。分子レベルの生化学的な知見や最新の研究成果、さらに多くの糖尿病患者を治療してきた経験をもとに解説している。

<著者:牧田善二氏>GE牧田クリニック院長で糖尿病専門医。北海道大学医学部卒業後、米ロックフェラー大学でAGE研究に従事し、血中AGEの測定法を世界で初めて開発。『The New England Journal of Medicine』『Science』『The Lancet』などの一流誌に論文を発表した実績を持つ。2003年に東京・銀座でAGE牧田クリニックを開業し、これまでに延べ20万人以上の患者を診療。『医者が教える食事術』シリーズや『糖質中毒』などのベストセラー著者としても知られる。

<書籍情報>書名:『脳と体が老けない人の食べ方』、著者:牧田善二、出版社:新星出版社、定価:1,650円