のと鉄道は、2026年度の導入を予定している新型車両のデザイン候補4案(A~D案)を作成し、一般から投票を募集するデザイン選考投票を開始した。投票期間は8月31日までとのこと。

  • のと鉄道が新型車両のデザイン選考投票を実施。デザイン候補4案(A~D案)を作成した(のと鉄道サイトより)

同社は2024年能登半島地震からの再出発にあたり、普通車両の更新を予定している。この新しい列車を「能登の再生」と「地域の希望」を乗せて走る未来への象徴にしたいと考え、地域および全国の人々とともに未来を描く外装デザインを選びたいとしている。

A案「風が吹き抜け朱鷺が舞う能登の里山里海」は、能登の里山里海を吹き抜ける風に揺れる布のようなグラフィックを用い、風を切って走る列車の様子を表現。車体の両側に里山と里海をイメージした異なるカラーを使用し、豊かな自然を感じられるデザインとした。能登の上空を舞うトキの姿を使用し、能登の魅力が広く発信されていく様子を表現している。

  • A案「風が吹き抜け朱鷺が舞う能登の里山里海」(のと鉄道サイトより)

  • B案「地と海が調和するやすらぎの能登の原風景」 (のと鉄道サイトより)

  • A案のポイント(のと鉄道サイトより)

  • B案のポイント(のと鉄道サイトより)

B案「地と海が調和するやすらぎの能登の原風景」は、車窓から見える、地と海が寄り添い合い、美しく調和のとれた能登の穏やかな景色を抽象的に表現した。なだらかに連なる曲線は、ゆっくりと流れる時間の中に身を委ねる心地よさを感じさせる。安心感と落ち着きを大切にしながら、自然と馴染むデザインをめざした。

C案「点描の朱鷺が人の想いと未来を乗せ翔ぶ」は、2026年、能登の里山にトキが放鳥されるタイミングに合わせて新規導入される車両であることから、トキが飛翔する姿を連続模様にしたデザインを施している。飛翔するトキの姿は点の集合体で構成されており、ひとつひとつの点が能登の里山里海を保全しようとする人の思いであり、その思いがトキの放鳥に繋がったというストーリーを表したという。

  • C案「点描の朱鷺が人の想いと未来を乗せ翔ぶ」 (のと鉄道サイトより)

  • D案「桜色と建具模様で受け継ぐトリコロール(三色)」 (のと鉄道サイトより)

  • C案のポイント(のと鉄道サイトより)

  • D案のポイント(のと鉄道サイトより)

D案「桜色と建具模様で受け継ぐトリコロール(三色)」は、のと鉄道の「新型3代目車輌」として、初代NT100形と2代目NT200形の「白」と「グレー」をメインカラーで挟んだトリコロールのカラーリングとし、現行の3色ストライプデザインを受け継いだ。メインカラーの桜色は、「能登さくら駅」とも呼ばれる能登鹿島駅にちなんで採用。田鶴浜建具の組子柄に濃淡5色の桜色を配することで、満開の桜が咲く様子を抽象表現している。

一般投票に参加する際は、のと鉄道サイト内「のと鉄道新型車両デザイン選考投票」ページに表示される「車両デザインに投票する」ボタンをクリックすることで、新型車両のデザイン一般投票ページへ進むことができる。