
高校野球 最新情報
第107回全国高等学校野球選手権の49代表校が、29日に出揃った。甲子園常連校が名を連ねる中、久しぶりの聖地帰還を果たした高校も名を連ねている。今回は、久々の夏の甲子園出場を果たした3校を紹介する。
青藍泰斗
・読み方:せいらんたいと
・種別:私立高校
・所在地:栃木県佐野市
・監督:青山尚緯
・主な戦績(直近2年抜粋)
- 2025年栃木県高校野球春季大会:ベスト8
- 2024年栃木県高校野球秋季大会:ベスト8
- 2024年全国高校野球選手権栃木県大会:ベスト4
栃木代表の青藍泰斗は毎年県内で上位に進出していたが、作新学院、国学院栃木といったライバルを相手に涙を飲んできた。しかし、今夏の栃木大会決勝では作新学院を破り、35年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。
まず目に留まるのは、上下ブルーに白の縦線が入ったユニフォーム。その個性的なデザインは、高校野球ファンからも大きな反響を集めている。
また、チームを率いるのは、27歳という若さで指揮を執る青山尚緯監督。若くしてチームを甲子園に導いた手腕にも、ぜひ注目したい。
東大阪大柏原
・読み方:ひがしおおさかだいかしわら
・種別:私立高校
・所在地:大阪府柏原市
・監督:土井健大
・主な戦績(直近2年抜粋)
- 2025年大阪府高校野球春季大会:ベスト8
- 2024年大阪府高校野球秋季大会:5回戦
- 2024年全国高校野球選手権大阪大会:ベスト8
東大阪大柏原も府内では上位進出常連だが、準々決勝から先はなかなか進めずにいた。それでも今夏は順調に勝ち進んで決勝に駒を進め、決勝では大阪桐蔭を破って、14年ぶり2度目の甲子園出場を決めた。
準々決勝から決勝はすべて1点差ゲームを制すなど、接戦での強さもある。甲子園の舞台で、その実力を見せつけてほしい。
東洋大姫路
・読み方:とうようだいひめじ
・種別:私立高校
・所在地:兵庫県姫路市
・監督:岡田龍生
・主な戦績(直近2年抜粋)
- 2025年春季近畿大会:優勝
- 2025年兵庫県高校野球春季大会:優勝
- 2024年明治神宮大会:ベスト4
14年ぶりの甲子園出場を果たした東洋大姫路だが、今年は強力な戦力を誇る。投手陣はプロ注目右腕・阪下蓮を欠いている中、エース・木下鷹大、西垣虎太郎、森皐葵といった布陣を揃える。打撃陣も渡辺拓雲、高畑知季などの強打者が揃う。
今春の選抜では悔しい2回戦敗退となっただけに、夏こそ真紅の大優勝旗を手にしたい。
【了】