10月17日から公開される北田祥一郎主演の劇場版『牙狼<GARO>TAIGA』の予告映像が23日、公開された。
本作は、2025年に生誕20周年を迎える『牙狼<GARO>』シリーズの最新作。2019年公開の『牙狼<GARO>-月虹ノ旅人-』以来、約6年ぶりにシリーズの生みの親である雨宮慶太氏が監督・脚本を手掛ける。主人公・冴島大河役を務めるのは北田祥一郎。大河は2005年にスタートした初代『牙狼<GARO>』にて主人公・冴島鋼牙の父として登場し、以来、シリーズを通じて屈強な魔戒騎士として存在感を放ってきた。今回の劇場版では、これまで語られることのなかった若き日の冴島大河にスポットが当てられ、知られざる過去と戦いが描かれる。
公開された予告映像では、大河が夜の港で魔導輪ザルバに「ザルバ感じるか?」と問いかけるシーンからスタート。「ああ、ホラーの気配だ!」という返答によって、一気に緊張感が高まる。登場キャラクターには、魔獣ホラー・蛇道を演じる瀬戸利樹、羅針盤を狙う謎の人物・吹奇役の神嶋里花、そして白虎役を務める波岡一喜らが登場。中でも大河と白虎の背中合わせのカットは、深い因縁や信頼関係を匂わせている。
主題歌は、これまで『牙狼<GARO>』シリーズを支えてきたJAM Projectによる完全書き下ろしの「TAIGA~守りし者よ風の如く~」。歌詞には本作に込められた想いが綴られており、予告編の映像と相まって物語の熱量をさらに引き上げる。
さらに、7月25日からは特典付きムビチケの劇場販売もスタート。購入者特典には、雨宮慶太描き下ろしのステッカー(全5種・シークレット含む)と、本作のキーアイテムである「羅針盤」がデザインされたミニクリアファイルが用意されている。
【編集部MEMO】
雨宮慶太は、1959年8月24日生まれ。65歳。千葉県出身。1981年にデン・フィルム・エフェクトに入社し、自主制作映画『スウィートホーム』を発表して話題を集める。1985年に特撮テレビドラマ『巨獣特捜ジャスピオン』(テレビ朝日系)で初めてキャラクターデザインを担当。以降も特撮モノなどでキャラクターデザインを務め、1988年には『未来忍者 慶雲機忍外伝』で監督デビューを果たす。2000年以降は原作も手掛け、代表作に『鉄甲機ミカヅキ』(フジテレビ系)、『魔法少女隊アルス』(NHK教育)、『牙狼-GARO-』などがある。