星野リゾートが展開する「リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県北杜市)は11月1日~3日まで、「八ヶ岳ワインフェスタ2025」をメインストリートのピーマン通りおよびアルプス広場で開催する。

  • 「八ヶ岳ワインフェスタ2025」メイン

リゾナーレ八ヶ岳が位置する山梨県北杜市は、2008年に日本で初めて「ワイン特区」に認定されたエリア。そんな日本屈指のワイングローウィングエリアに立地する同施設では、ワインに関する知的体験や館内施設、アクティビティ、宿泊プランを通じてワインの魅力に触れる機会を提案している。また、山梨県は今や世界的なワインの銘醸地として知られており、四季の変化に富んだ風土は、ワインを造るのに適した環境であると言われている。新酒が発売される秋は、ワインを楽しむのに最適な季節とされており、山梨で生まれたワインを、お酒を飲まない人にも知ってもらいたいという思いから、同イベントの開催に至ったという。

200銘柄の山梨県産ワインが勢ぞろい

  • 1杯から味わえる200銘柄の山梨県産ワイン

山梨県のワイナリーで作られた200銘柄のワインを販売する。40mlの試飲からフルボトルまで、好みの量で購入できるため、普段ワインを飲まない人からワイン好きの人まで気軽に楽しむことができる。また、1日中会場を巡りながらゆったりと楽しめるよう、フリーフローも用意されており、自分だけの楽しみ方で山梨県産ワインを巡って味わうことができる。

時間は11:00~18:00まで。200円チケット10枚綴り2,000円分とテイスティンググラスが付いた「スターターセット」は3,000円。200円チケット10枚綴りの「チケットセット」は2,000円、テイスティンググラスとグラスホルダー付き「グラスフリーフロー」は12,000円となっている。

ワインと合わせて楽しむ料理が大集結

  • 大鍋で作る「ワインほうとう」

山梨県に店を構える料理人による、野菜を使った料理や肉料理、おつまみ、スイーツなどの料理も楽しめる。また、施設の中央に位置する「アルプス広場」では、大鍋で作る「ワインほうとう」が登場する。ワインほうとうは、イタリア・トスカーナ地方で食べられている伝統的スープ料理のリボリータをもとに、ほうとう「みみ」(ほうとうを正方形の一口大に切って片側の2つの角をくっつけて三角にした山梨県の郷土料理)と山梨県の白ワインを隠し味に入れてアレンジした。温かな料理とワインを楽しむのもおすすめだという。

店舗出店時間は11:00~18:00で、場所はピーマン通り。各料理はチケット制で提供され、1枚200円からとなっており、必要枚数は店舗によって異なる。

大鍋料理の提供時間は11:30~14:00(無くなり次第終了)で、場所はアルプス広場。対象は宿泊者および日帰り利用者となっており、宿泊者は無料、日帰りはチケット3枚600円が必要となる。

ワインに親しむ2つのレース開催

  • ワイン樽転がしレース

160mの回廊を舞台に、ワインに親しんでもらうための2種類のレースを開催する。11月1日と3日には、ワイン樽を2人1組で転がしてタイムを競う「ワイン樽転がしレース」が行われる。ワインの熟成に大きな役割を果たしてくれた使用済のワイン樽を活用する。11月2日には、ワイングラスをトレーに乗せて倒さずに運ぶ「ワイングラス運びレース」も開催する。キッズレースもあるので、子供も楽しむことができる。レースの優勝賞品にはリゾナーレ八ヶ岳の宿泊券を贈呈。参加は宿泊者限定で当日参加枠も用意されているので、飛び入り参加できる。

時間はいずれも13:00~14:00で、ピーマン通りにて開催される。参加費は無料となっており、各レースとも当日受付制。荒天時は中止となる。

「山梨ヌーボー解禁セレモニー」開催

11月3日の山梨ヌーボーの解禁と同時に山梨ヌーボーを堪能できる「山梨ヌーボー解禁セレモニー」を開催する。11月2日の23:45から解禁を待ち、日付が変わった瞬間に山梨ヌーボーを開栓する。当日は山梨県内のワイナリースタッフが参加し、トークショーを開催。今年の山梨ヌーボーの特徴や、生産の背景についての話を聞くことができる。11月3日の解禁後は、11月17日までキッチンカーで期間中30種類の「山梨ヌーボー」を販売する。ワイナリーによる販売ブースもあるので直接今年の葡萄生育状況や醸造の様子を聞きながらワインを購入することもでき、山梨ヌーボーを楽しみ尽くすことができる。

料金は無料で、場所はピーマン通り。対象は宿泊者限定、予約は不要となっている。