フジテレビ系バラエティ特番『ENGEIグランドスラム』の第25弾が、10周年を記念して8月2日(21:00~)に生放送される。
今回の出演芸人は、囲碁将棋、ウエストランド、空気階段、ジャルジャル、真空ジェシカ、粗品(霜降り明星)、ツートライブ、ナイツ、ニューヨーク、バカリズム、爆笑問題、ハライチ、フットボールアワー。10年間ほぼ皆勤賞の爆笑問題をはじめ、バカリズム、フットボールアワー、ナイツ、ハライチといった常連組はもちろんのこと、『キングオブコント』王者のジャルジャル、空気階段、『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』優勝のツートライブ、準優勝の囲碁将棋らがこん身のネタを披露する。
この13組以外にも、スペシャルコラボユニット数組が出演。それぞれオリジナルのネタを引っさげて登場する予定だ。中には、『ENGEIグランドスラム』のためだけに新たに結成するユニットもあるという。
MCを務めるナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がコメントを寄せた。
――『ENGEIグランドスラム』が、今年でついに10周年を迎えます。今のお気持ちをお聞かせください。
矢部「正直、何年続いてるとか考えたこともなかったんですけど、“おお、10年も経ったか”っていう感慨みたいなものは、やっぱりありますね」
岡村「25回やってきた中で、『ENGEI』もいろいろと変わってきましたよね、最初と比べると。 最近は、若い世代の芸人もいっぱい出てくれるようになって」
矢部「始まった頃は、自分たちがよく知ってる芸人さんが出てくるのが当然でしたけど、最近は“へえ、こんな子らが出てきたのか”って驚くことも多くて。時代を感じますよね」
――これまでの10年間で、特に印象に残っている芸人さんや忘れられないネタは?
岡村「一番強烈やったのは、やっぱりオリエンタルラジオの『PERFECT HUMAN』かな(※2016年2月13日放送)。あれはほんまにびっくりして。新しい時代が始まったんだと思いました。今にして思うと、『PERFECT HUMAN』がちゃんと成立してしまうところが、『ENGEIグランドスラム』の懐の深さというか、他のネタ番組にはない良さなんでしょうね」
矢部「あと、改めて思うのは、10年間一切ブレない爆笑問題は、やっぱりすごいなと(笑)」
岡村「いや、太田(光)さんにはむしろ変わってほしいんですよ。みんながせり上がりでステージに登場する中、あの人だけは毎回必ず、自分でよじ登って出てくるでしょ(笑)。なんで待てへんの!?“助けてくれ~!”って言うてるけど、ほんまに助けてほしいのはこっちやわ!」
矢部「(笑)。あれはきっと、太田さんならではの照れ隠しなんですよ。めちゃくちゃ照れ屋やから」
――今回の『ENGEIグランドスラム』第25弾の注目ポイントを教えてください。
矢部「個人的には、『THE SECOND』王者のツートライブが気になりますね。他の芸人さんと並べても全く遜色がないというか、当たり前のように『ENGEI』のメンバーとして名を連ねているのはすごいなと思います。あと、コラボネタも、初期の『ENGEIグランドスラム』では見られなかったので、今までにない、新しい楽しみ方ができるんじゃないかなと」
岡村「まぁわれわれは、10年間ずっと変わらず、ただただ楽しくみなさんのネタを見て、ただただ笑ってるだけなんですけどね。正直、『ENGEI』の収録は、いつも劇場に来たみたいな感覚で臨んでますから。しかもチケット代は払ってないですからね。要するに、タダで面白いものを見せていただいているという、ほんまにありがたい話で(笑)。今回も楽しみでしょうがないです!」
【編集部MEMO】
『ENGEIグランドスラム』生放送で転倒したこともある爆笑問題の太田光は、フジテレビの生放送で大暴れしてしまう理由について、「“楽しくなければテレビじゃない”っていうあのお祭りのフジテレビを見て育った人間なんで、フジテレビのバラエティに出れるってそれだけでワクワクしちゃうというかね。だからその気持ちがちょっと抑えられない感じでね」と話している。
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