7月18日、日本最古の遊園地「浅草花やしき」に、酷暑をヒヤッとさせる新アトラクション「お化け屋敷~首づかの呪い~」がオープンする。オープニングセレモニーではお笑い芸人のなすなかにし、松原タニシさん、カナイさんが新お化け屋敷について語った。
2年ぶりに登場した本格派お化け屋敷
「お化け屋敷~首づかの呪い~」は、バンダイナムコグループの花やしきが運営する「浅草花やしき」に、2年ぶりに登場する新アトラクション。お化け屋敷のプロフェッショナル集団「松竹お化け屋敷本舗」が企画・制作を担当し、あたかもホラー映画の中に迷い込んだかのような恐怖体験を提供する。そのストーリーはこうだ。
「――むかしむかし、とある下町のお屋敷に、牡丹(ぼたん)という少女が住んでいた。遊んでいた最中、町の鬼門にたつ『首づかの祠』を壊してしまった牡丹。それが恐怖の始まりだった――」
この牡丹の事件にまつわる井戸が、「浅草花やしき」のお化け屋敷の地下から見つかった。封印が解かれ、再び惨劇が繰り返される……それが「お化け屋敷~首づかの呪い~」だ。
アトラクション内は全長約70メートルのウォークスルー型で、所要時間は約5分。料金はのりもの券7枚(700円)で、フリーパスの利用も可能。4歳までの子どもは中学生以上の付き添いが必要となる。
新お化け屋敷のオープンを記念したキャンペーン「涼(りょう)の花やしき 2025」も同時開催される。ノベルティプレゼントや、お化けをイメージしたコラボフードの販売なども期間限定で実施されるほか、8月9日~24日には夜間延長営業、花やしき流アレンジを加えた盆踊りなど、「涼」をテーマにしたイベントが多数実施される予定だ。
お笑い芸人が新お化け屋敷を体験!その怖さとは……?
7月16日、この「お化け屋敷~首づかの呪い~」のオープンを記念したセレモニーが開催された。ステージにはお笑いコンビのなすなかにし、お笑い芸人の松原タニシさん、MCとしてカナイさんが登壇し、新お化け屋敷の体験談やコラボフードの味わいを共有した。
なすなかにしの那須晃行さんは「やっぱりストーリーがよくできていて、体感でだいぶ長く感じる。ずっと出たい、出たいって思ってたもん!」と新お化け屋敷の感想を語る。
これを受けてカナイさんは「なすなかにしさんが先行で、僕とタニシさんが2番目だったんだけど、出てくるまで時間がかかりすぎてて、僕らのとき『巻きで行ってください』って言われましたもん(笑)」と体験の裏話を披露。
那須晃行さんは「だって怖いもん、めちゃくちゃ怖かった!」と返した。
話題は「浅草花やしき」にまつわる噂や怪談に移り、進行の花やしき広報担当者から、お化け屋敷の近くにあるお手洗いについて、「『入れない』と言った霊感の強い人が3名ほどいる」という話も飛び出した。
次いで、ステージにコラボフードの「おばけかき氷~いちご味~」「闇夜のかき氷」「『妖』~あやかし~氷」「味はひみつ!肝試しかき氷」が用意される。
なすなかにしの中西茂樹さんは「おばけかき氷~いちご味~」を食べて、「濃厚ないちごですね。上に乗ったおばけが本当にカワイイし、めちゃめちゃモチモチでおいしいです……俺がこれ一口食べたら猛烈に雨が降りだしたけど、どういうこと?」とコメント。
松原タニシさんが「闇夜のかき氷」を口にし、「なんじゃこれは。食べたことない味。おいしいんだけどなんて表現したらいいかわからない!」と感想をこぼすと、花やしきスタッフから「味は秘密」と告げられるシーンもあった。
あわせて松原タニシさんは、自身が原作を担当した映画「事故物件ゾク 恐い間取り」が7月25日に公開されることをアピール。前作の2.12倍のホラーシーンがあると紹介した。
1853年に誕生し、170年以上の歴史を持つ「浅草花やしき」がおくる「お化け屋敷~首づかの呪い~」で、暑さを吹き飛ばしてみては?