
横浜FCは15日、愛媛FCからMF窪田稜が完全移籍加入することを発表した。背番号は「23」に決まっている。
2001年1月5日生まれで現在24歳の窪田は左右のサイドハーフを主戦場とするプレーヤー。2019年2月に成立学園高校からツエーゲン金沢に入団しプロキャリアをスタートさせると、FC岐阜を経て昨年1月から愛媛でプレー。クラブ通算成績は公式戦59試合出場6ゴール5アシストとなっており、在籍2年目の今シーズンはここまでJ2リーグで20試合出場1ゴール1アシスト、天皇杯で1試合出場1ゴールという結果を残している。
窪田は新天地となる横浜FCのクラブ公式サイトを通じて「横浜FCファミリーの皆様、はじめまして。愛媛FCから加入することになりました窪田稜です。横浜FCの力になる為に死ぬ気で走って戦います。応援よろしくお願いします!」とコメント。また、退団する愛媛に向けては次のように感謝を綴っている。
「愛媛FCに関わる全ての皆様へ、いつもありがとうございます。この夏で横浜FCに移籍することになりました。チームが苦しい状況の中で移籍となってしまい本当に申し訳ないです。愛媛FCにきて中々チームの力になれず、特に今シーズンは自分のプレーにも悔しさが残ることが多く不甲斐ない気持ちでいっぱいです。ただ今回J1でやれるチャンスを頂きチャレンジしたいという気持ちが強くこのような決断をしました」
「最高のチームメイト、スタッフ、フロント、そしてどんな状況でも熱く一緒に戦ってくれていたサポーター、愛媛FCに関わってくださった皆様に本当に感謝しています。僕は愛媛FCがJ2残留を成し遂げることを信じています。今のメンバーなら絶対這い上がれます。僕自身もJ1の舞台で活躍して明るいニュースを届けられるように頑張ってきます! 1年半という短い期間でしたが本当にありがとうございました! 愛媛FC大好きです!!」
ここまで23試合を消化した2025明治安田J1リーグで勝ち点「19」の18位に低迷し、J1残留争いに身を置いている横浜FC。今夏にはモンテディオ山形からMF髙江麗央、コンヤスポルからGKヤクブ・スウォビィクを獲得している。