写真:Getty Images

大谷翔平 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、右肘の手術から二刀流復帰を果たし、数イニングの登板であるが圧巻の投球を続けている。しかし、大谷の登板日がブルペンデーとなることが投手陣への負担につながるため、現在の起用には反対の声もある。米メディア『PFSN』のテランス・ビグス記者が言及した。

 ドジャースに対しては、大谷の登板間隔である5日ごとにブルペンデーを組むのは良くないと批判の声があがっている。この起用は、すでに複数のブルペン投手が負傷者リスト(IL)入りしており、年間を通じてブルペンの消耗を加速させかねない。

 

 

 ドジャースは今季これまでに34人もの投手を起用しており、先発・救援を含めた投手消費量は全首位チームの中で最多だ。2番目に多いア・リーグ東地区首位のトロント・ブルージェイズですら28人にとどまっている。

 

 賛否が集まる大谷の二刀流起用について、ビグス氏は「大谷は投げることを望んでいる。しかし、ドジャースがワールドシリーズを制した昨季は投げていない。さらに、7億ドル(約1010億円)の契約には投げる義務はない。もし打者で役に立ちたいなら、外野手としてプレーすべきだ」と言及した。

 

【関連記事】

 

【了】