日本代表FW細谷真大

 日本代表は11日、明日に迫った東アジアE-1サッカー選手権2025 中国代表戦に向けて練習を実施した。10日に公開された戦術練習で最前線に入った細谷真大は中国戦でのスタメン出場が濃厚。「数字にはこだわってやっていきたいですし、チームが2連勝するためにゴールを取りたい」と意気込んでいる。

 国内組のフレッシュな面々が揃う今大会の日本代表、細谷に割り当てられた背番号は“エースナンバー10番”。「(背番号は)発表の時に知りました。これまで10番は着けたことがないので、楽しみたい」と話す。細谷は2022年に行われたE-1選手権の中国戦で日本代表デビュー。以降はAFCアジアカップ、パリ五輪、FIFAワールドカップ26アジア最終予選と着実に経験を積んできた。「やっぱり爪痕を残す必要はあると思います。次、また選ばれるためにもこの大会は非常に大事。(前回大会は)数字を残せなかったので、今回は残したい」と燃えている。

 今季J1リーグで好調を維持する柏レイソルからは、細谷に加えて古賀太陽、久保藤次郎、垣田裕暉が選出されている。バスを降りて練習場に向かう際に、よく隣にいるのが柏の同僚ではなく20歳のMF大関友翔だ。11日の練習でもウォーミングアップのストレッチの際に隣同士だった。細谷は「(アジアカップの際に)トレーニングパートナーとしてやっているので、フロンターレ組とは仲良くさせてもらっています」と言及している。