ボカ・ジュニオルス加入が発表されたパレデス [写真]=Getty Images

 ボカ・ジュニオルスは10日、ローマからアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスが完全移籍加入することを発表した。

 欧州で多くの経験を積んだ“ワールドカップチャンピオン”が古巣への復帰を決断した。背番号は「5」に決定し、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金として350万ユーロ(約6億円)がローマに支払われた可能性があるようだ。

 現在31歳のパレデスはボカ・ジュニオルスの下部組織出身で、2010年11月に16歳でトップチームデビューを飾った。2014年夏にローマへレンタル加入すると、翌年夏には完全移籍への移行が発表。ゼニトやユヴェントス、パリ・サンジェルマン(PSG)でもプレーし、2023年夏にはローマ復帰を果たした。同クラブでの通算成績は公式戦135試合出場13ゴール11アシストとなっている。

 また、2017年6月にデビューしたアルゼンチン代表ではここまで国際Aマッチ通算73試合に出場し5ゴール7アシストをマーク。中盤の底からチームを支え、FIFAワールドカップカタール2022やコパ・アメリカ2024での優勝に大きく貢献した。

 古巣復帰となったパレデスは、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「間違いなく人生で最も重要な日の一つになるだろう。若くしてここを離れ、欧州のトップチームでプレーしてきたが、故郷に戻ることを最初の日からずっと夢見てきた。信じられないほど素晴らしい一日だし、楽しんでいるよ」

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