神戸電鉄は、「デ101 お披露目会 ~90年前の勇姿を、ふたたび~」を8月2日に開催すると発表した。現役時代の姿を一部復元した車両「デ101」が公開される。

  • 現役時代の姿を一部復元した「デ101」

「デ101」は1929年に導入され、1971年に営業運転を終了したが、その後も鈴蘭台車庫で構内入換車として使用されてきた。バッテリーカーの導入にともない解体される予定だったが、2021年に有志団体「デ101まもり隊」がクラウドファンディングを行い、一部復元した上で保存されることになった。

今回、2回目の復元工事によって側面片側と前面が現役時代の姿に復元されたことを受けて、鈴蘭台車庫でお披露目会の開催が決まった。13時30分から15時まで、事前応募制でイベントを開催。定員は80名とされ、1組4名まで応募できる(応募者多数の場合は抽選)。7月16日23時59分まで、専用ウェブフォームで申込みを受け付ける。

  • 「デ101」の車体前面

イベント当日、車両の半分を復元した「デ101」の外観見学・撮影会を行うほか、神鉄グッズの販売、記念撮影用顔出しパネル設置、復元工事の様子を記録した写真展も実施。缶バッジ製作体験(有料)と制帽型ペーパークラフトづくり体験(無料)のコーナーも設置する。