マンU移籍を噂されるムベウモ[写真]=Getty Images

 ブレントフォードのフィル・ジャイルズFD(フットボールディレクター)は、この夏に去就が注目されているカメルーン代表FWブライアン・ムベウモについて言及した。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が同氏のコメントを伝えている。

 今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムから興味を示されるムベウモ。マンチェスター・ユナイテッドは6月初旬に4500万ポンド(約89億円)に1000万ポンド(約19億円)のボーナスが付帯したオファーを提示したものの、ブレントフォードは拒否。さらに先週には、増額となる5500万ポンド(約109億円)+750万ポンド(約14億円)の2度目のオファーを提出したことが報じられたが、ブレントフォードは再び拒否の構えを示していることが伝えられている。

『スカイスポーツ』によると、ブレントフォードがムベウモの移籍金として6500万ポンド(約128億円)を要求。2度目のオファーはボーナス込みで6250万ポンド(約123億円)と、条件面では歩み寄りが見られるものの、依然として合意には至っていない。そうしたなかで、ジャイルズFDは以下のようにコメントを残している。

「彼は素晴らしいシーズンを送ったので、彼への関心は予想していた。しかし私の見解では、彼が来シーズンもブレントフォードに残留したとしても幸せだと思う。ブライラン(ムベウモ)や代理人と話をしているが、現時点で彼の退団が確実というわけではない。適切なオファーが届けば取引が成立する可能性はあるが、現時点でそれほど語れることはない」

 現在25歳のムベウモは2024-25シーズン、リーグ全試合にスタメン出場すると、20ゴール8アシストを記録。その活躍が評価され、ビッグクラブへのステップアップが噂されている。