そろそろ、夏のボーナスが支給される時期。「今年の夏は、ボーナスで美容医療を受けてみたい」と思っている女性も多いのではないでしょうか。

今回は、美容医療を受けた経験のある20~59歳のマイナビニュースの女性会員に、「予算3万円で美容医療を受けるとしたら、どんな施術を選びますか?」というテーマでアンケートを実施しました。

※本記事はアンケート結果をまとめたものであり、特定の医療行為を推奨するものではありません。実際の施術については医療機関でご相談ください。

美容医療の経験はある?

まず、20~59歳のマイナビニュースの女性会員500名に「あなたは美容医療の施術を受けた経験がありますか?」とアンケートで聞いてみたところ、以下のような結果になりました。

  • 美容医療の経験の有無

    美容医療の経験の有無

500名のうち132名が「はい」と回答しており、約4人に1人が美容医療の経験があるようです。

予算が3万円の場合、どんな美容医療を選ぶ?

  • 予算が3万円の場合、どんな美容医療を選ぶ?

    予算が3万円の場合、どんな美容医療を選ぶ?

美容医療経験のある女性132名に、「予算3万円で美容医療の施術を受けるとしたら何の施術を受けるか、理由と一緒に教えてください」とアンケートで聞いてみました。

以下、上位にあがった施術をランキングでお伝えします。

1位 シミ取り (23.5%)
2位 医療脱毛 (21.2%)
3位 肌のメンテナンス (6.8%)
4位 ボツリヌス注射(ボトックス注射) (5.3%)
5位 二重整形 (4.6%)
6位 ヒアルロン酸注入 (3.8%)
6位 ほくろ除去(3.8%)
7位 毛穴ケア (3.0%)
7位 リフトアップ・たるみ治療 (3.0%)

各施術の詳細をチェックしていきましょう。

1位:シミ取り

肌悩みの代表格、シミ。「顔に年々シミが増えて悩んでいる」「濃くなってきて化粧でも隠せない」といった声が多数寄せられました。紫外線や加齢によって生じるシミは、多くの人にとって年齢サインとして気になるポイントのようです。

特に顔まわりの印象に大きく影響することから、「一度の施術で効果を実感できそうなレーザー治療に興味がある」という回答も目立ちました。メイクでのカバーに限界を感じている人ほど、医療の力に頼りたいと考えているようです。

※施術の可否や方法はシミの種類により異なるため、医師による診断が必要です。

  • 「シミ取り。顔にシミが年々増えて、広がってきているので」
  • 「シミをレーザーで取りたいです。くすんで老けて見られるのが嫌なので」
  • 「シミ取り:肌を綺麗にしたいから」
  • 「顔のシミ取りレザー:シミが濃くなって化粧で隠れないので」

2位:医療脱毛

「手入れが楽になりそう」といった実用的な理由で、医療脱毛を選ぶ声が多く寄せられました。頻繁に行っているシェービングから解放されたいというニーズが反映されているようです。

※医療脱毛は医療行為にあたり、個人の体質や肌質によって施術方法や回数が異なります

  • 「顔の医療脱毛、普段の手入れが楽になりそうだから」
  • 「顔の脱毛 化粧のりがよくなったから」
  • 「医療脱毛を受けたい。医療脱毛だったら抵抗感がないから」
  • 「足の指の医療脱毛、夏にサンダルを履くときに気になるから」

3位:肌のメンテナンス

肌のメンテナンスを選択する女性も多数。LED照射や美容成分の導入など、肌の調子を底上げする目的で選ばれている印象です。

  • 「ヒーライト:低価格でダウンタイムが少なく、肌ツヤを感じられたから」
  • 「ケアシス。肌のハリやツヤがアップしたように感じられるから」

4位:ボツリヌス注射(ボトックス注射)

筋肉の働きを弱めることで表情ジワを目立たなくする、ボツリヌス注射(ボトックス注射)。「おでこや眉間のシワが気になってきた」「表情ジワを自然に目立たなくしたい」という理由で選ばれました。年齢を重ねることでシワが目立ちやすくなる部位に、ナチュラルな変化を求める人が多いようです。

また、メスを使わず、短時間で施術が完了する手軽さも、働く女性や忙しい人から支持されています。

なお、「ボトックス注射」という名称で広く知られていますが、実はこれはアラガンが製造・販売するボツリヌス製剤の商品名です。

※ボツリヌス製剤は医薬品であり、施術には医師の判断が必要です。

  • 「表情ジワが気になってるのでボトックス注射できれいになりたい」
  • 「おでこのシワを取りたいのでボトックス注入がしたい」
  • 「ボトックス注射。眉間や目尻の表情ジワをなくしたい」

5位:二重整形

「年齢とともにまぶたが下がってきた」「メスを使わずに自然な二重を作りたい」といったニーズも高いようです。「目元の印象を少し変えるだけで気分が上がる」といった声も。

特に埋没法は比較的リーズナブルで、短時間で施術が完了するため、初めての美容医療として選ばれることも多い印象です。

※施術の内容や仕上がりには個人差があり、医師のカウンセリングが不可欠です。

  • 「二重にする施術 まぶたが落ちてきたので」
  • 「糸で縫うタイプの二重整形をしてみたい」

6位:ヒアルロン酸注入

「注入後、若く見られるようになった」という体験談から、ヒアルロン酸注入は“ちょっとした若返り”の手段として選ばれているようです。特にボリュームロスの気になる部位に、ナチュラルにハリを与える目的で受けたいという声が目立ちました。

さりげない印象改善を望む層からの関心が高いです。

※注入箇所や製剤によってはリスクも伴うため、信頼できる医療機関での相談が推奨されます。

  • 「ヒアルロン酸注射:受けてみたら若く見られるようになったので」
  • 「ヒアルロン酸注入。お肌にハリが欲しい」

6位:ほくろ除去

「目立つ大きなほくろを取りたい」という声が多く寄せられました。見た目の変化はもちろんですが、「コンプレックスを解消したい」「写真写りが気になる」といった心理的な理由も背景にあります。

※ほくろの種類により、施術法や保険適用の有無が異なることがあります。

  • 「顔にほくろがたくさんあるので、除去したい」
  • 「ほくろ除去:大きくて気になるほくろがあるので」

7位:毛穴ケア

毛穴の悩みは、肌の印象を大きく左右するにもかかわらず、スキンケアだけでは根本的な改善が難しいと感じている人が多いようです。「美容医療なら根本からアプローチできるのでは」という期待が高まっています。

  • 「ダーマペン:毛穴が目立たなくなったように感じた」
  • 「顔の毛穴が気になるので、それに効果のある施術を選びたいです」

7位:リフトアップ・たるみ治療

糸リフトやハイフなど、ダウンタイムが少ない傾向にある治療に関心が集まっています。特に頬やフェイスラインのもたつきは、メイクでは隠しきれず、年齢とともに徐々に目立ってくるため、気になっている女性が多いようです。

  • 「糸リフト:頬のたるみが気になるから。切開リフトよりも手軽だから」
  • 「顔のリフトアップ。顎下のたるみをどうにかしたい」

まとめ

美容医療が、身近な存在になりつつある現代。以前は高額なイメージやハードルの高さを感じていた人も、今では「3万円くらいなら試してみたい」と現実的なラインで選ぶ人が増えてきました。

ただし、美容医療はれっきとした医療行為である以上、「なんとなく」で選ぶのではなく、専門家と話しながら自分に合う選択を見つけていくことが大切です。気になる悩みがあるなら、まずはカウンセリングで相談してみる。その一歩が、あなたにとって心地よい変化の始まりになるかもしれません。