『結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~』(7月8日まで)が26日、東京・新宿の京王百貨店で開幕し、ザ・ドリフターズの加藤茶と高木ブーがオープニングセレモニーに登場した。
本人を前に涙するファンも
時代を越えて愛されるドリフ。同展は、2024年に結成60周年を迎えた彼らの軌跡と貴重な資料を公開するもので、2024年7月の東京・上野でのスタートを皮切りに、全国を巡回してきた。
これまでの開催で、加藤は「お子さんのファンが多いのでビックリした。60年経って、また新たなファンが増えて、すごくうれしいです」といい、本人を前に感動で涙する人もいるのだそう。高木は「自分の好きな人がそばにいるということは、うれしいんだよね」と理解した。
かつては、“子どもに見せたくない番組”の常連だったドリフだが、「今になって喜んで見てくれるというのが、すごくうれしい」という加藤。「だから、俺たちは間違ってなかったんですよね。やって良かったんですよね」と、自らの存在意義を再確認したようで、「まだまだ俺たち頑張らないとな」と意欲を示した。
テープカットのためにルフィ登場
子どもファンの増加を象徴するように、今回はアニメ『ワンピース』とコラボレーション。テープカットのために駆けつけた主人公のルフィに、加藤は「わざわざ悪いねぇ」と恐縮した。また、テープカット用の手袋をはめるのに時間がかかる自分たちに対し、「動きがキビキビしてるねぇ」と感心していた。
セレモニー後は、来場客を2人がお出迎えして、オリジナル名刺を手渡し。加藤は「今日も泣いてる人が3人くらいいました」「やっぱりお子さん多いよね。わざわざ学校休んでくれたって(笑)」と改めて驚いていた。中には「長生きしてください」と声をかけてくれたファンもいたそうで、「頑張って長生きします(笑)」と意気込んだ。