アース製薬は6月20日〜22日の3日間、体験型トレーラーを使ってダニの恐ろしさを可視化するイベント「世界一!? 不快なイルミネーション」を開催した。
「世界一!? 不快なイルミネーション」
東京スカイツリータウン(東京都墨田区)にある「ソラマチひろば」で行われた「世界一!? 不快なイルミネーション」は、家庭内に潜む数千万匹のダニをイメージしたトレーラー型イルミネーションを体験できるイベント。トレーラー内部は一見すると子ども部屋のようなかわいらしいデザインになっているが、注意深く見ると、無数のダニが潜んでいる様子がはっきりと見える。
ゲストとして登場したお笑い芸人の横澤夏子さんは、「夏場にイルミネーションを体験できるなんて!」と最初はワクワクしていたものの、トレーラー内に可視化されたダニの不快さは想像以上。「ダニを実際に触っているわけではないのに、全身にかゆみを感じた」「お化け屋敷よりも怖かった」と、戦々恐々。
約9割の人がダニ対策を実施していない
アース製薬によると、一般的な家庭にはおよそ数千万匹のダニが生息しているという。しかし、20代から60代の男女1,000人を対象に実施したダニに関する調査では、9割の人が定期的なダニ対策を行っていないことが分かった。さらに、その理由として「ダニが目に見えず、実感がわかないから」と回答した人が8割にのぼっている。
では、ダニ対策として何をすればいいのだろうか。イベントでは、横澤夏子さんが来場者とともに、クイズ形式でダニ対策を学ぶトークセッションを行った。
チャイルドシートにもダニの恐怖が……
ダニ対策クイズでは、「布団は天日干しするだけでダニ対策は不十分」という回答に横澤さんは驚き。トークセッションに参加した同社担当者は「ダニは乾燥と熱さに弱い生き物。布団の湿度を下げるには、除湿器で室内の湿度を抑えることが効果的。また、ダニ駆除剤を使用した後に、掃除機でしっかりとホコリを吸い取ることも予防につながる」と呼びかけた。
さらに、3人のお子さんを育てている横澤さんは、ベビーカーやチャイルドシートにもダニが繁殖している可能性があると知って、びっくりした様子。これらのアイテムは日光に当たる時間は長いものの、子どもが食べたおやつの食べかすなどが残ってしまうことで、ダニが繁殖してしまうという。
横澤さんはイベントの最後に、「自宅にいるすべてのダニを駆除したくなりました。アース製薬のスプレー(ダニアーススプレー)と共に、快適な夏を過ごしましょう。不快な気持ちにさせていただき、ありがとうございました」と締めくくり、最後まで"楽しく不快な"体験を味わっていた。