俳優・吉沢亮の写真集『FOSS』(アミューズ刊 8,800円)が21日、アミューズ公式オンラインショップ「A!SMART(アスマート)」にて先行発売がスタートした。

  • 写真集『FOSS』撮影:瀧本幹也

主演作の映画『国宝』が先月のカンヌ国際映画祭で上映され、フランスはもちろん世界のオーディエンスから喝采を浴びた吉沢亮。デビュー16周年を迎えた6月21日に2年4カ月ぶりの写真集をリリースした。

写真展も開催

昨年約3カ月に及んだ映画『国宝』の撮影を終え、30歳の吉沢亮が向かった先は白夜のアイスランド。撮影は広告や映像など、国内外の様々な領域で活躍し、NHK大河ドラマ『青天を衝け』の後半メインビジュアルの撮影も手掛けた写真家の瀧本幹也氏が担当した。

「地球が生まれる神秘の国"アイスランド"」で瀧本氏自ら撮影地を探し、溶岩の大地や氷河などの雄大な自然の中、撮影に挑んだ。ピンクと青の淡いグラデーションになる白夜の空、深い緑の苔の大地、氷河など、アイスランドの壮大で美しい景色をバックに、吉沢自身の集大成と語った『国宝』撮影後の姿を収めている。

滝の目の前で撮ったカットが印象的で、本人もお気に入りだといい、アイスランド語で「滝」を意味する『FOSS』をタイトルにしたという。30代を迎えた吉沢の魅力を凝縮した1冊となっている。なお、同写真集の写真展『FOSS』が8月7~24日(11:00~20:00※最終入場は19:30。24日のみ最終入場は16:30)に東京・代官山ヒルサイドフォーラムで開催。

【編集部MEMO】

吉沢亮は、1994年2月1日生まれ。31歳。東京都出身。2009年開催の「アミューズ全国オーディション 2009 THE PUSH!マン~あなたの周りのイケてる子募集~」で審査員特別賞を受賞し、翌年に公演された舞台『BLACK PEARL』で俳優としてデビュー。2019年にNHK『なつぞら』で連続テレビ小説に初出演し、2021年のNHK『青天を衝け』で渋沢栄一役で大河ドラマ初出演にして初主演を務めた。代表作は映画『リバーズ・エッジ』、『キングダム』シリーズ、『銀魂』シリーズ、ドラマ『GIVER 復讐の贈与者』(テレビ東京系)など。